“恋人はサンタクロース“ではない(その1)〜川添愛「言語学バーリ・トゥード」
数週間前の週刊文春10月14日号、書籍紹介の連載“文春図書館“の中の‘著者は語る‘に、「言語学バーリ・トゥード」を著者の川添愛が紹介していた。“バーリ・トゥード“はポルトガル語で“なんでもあり“、格闘技ファンにはお馴染みで、いわゆる総合格闘技を表す言葉として使われている。
週刊文春の紹介によるとこの本は、<日常の様々な現象を言語学の視点から考察した痛快なエッセイ>だそうな。ふんふんと記事を読み進むと、最後に<川添さんは、最近まで、松任谷由実の名曲『恋人がサンタクロース』を、『恋人はサンタクロース』と勘違いしていた>、<「は」と「が」の違いこそ言語学の難問の一つ>と書かれていた。
歌詞をずっと間違って覚えていたということは、誰しも経験しているはずである。私は、ずっと“♪どんぐりころころ どんぐりこ♪‘“だと思っていた。え!この曲もそうだったのか。私も“恋人はサンタクロース“だと思っていた。
妻に、「知ってたか? 『恋人は』じゃなく『恋人がサンタクロース』なんだぞ」と言うと、「当たり前じゃない。『恋人はサンタクロース』っておかしいでしょ」と返ってきた。確かにそんな気もするが。。。
松任谷由実のアルバム「Surf & Snow」を聞き返すと共に、川添愛著「言語学バーリ・トゥード」を読み始めた。
きっとユーミンの発声が曖昧だったので聞き間違えたのだろうと思っていたが、彼女は極めてはっきりと”恋人が”と唄っていた。
そして本を読み進んだ
(続く)
献立日記(2021/10/29)
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