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落語会の前に食べたもの〜日本橋三越「いづもや」のうな丼
三越落語会は、20時30分頃に終演。それから食事すると、私としてはちょっと遅い。開演前に、軽く食べたいところ。18時開演だが、前座が17:45に上がるので、それまでには入場したい。
前回は、讃岐うどん「ほし野」に行った。今回は別の店にしよう。候補は、蕎麦屋「利久庵」だが、蕎麦前に一杯飲むことを考えると、ちょっと慌ただしい。
そこで行ったのが、日本橋三越の地下にある、うなぎの「いづもや」。この界隈で、うなぎと言えば「いづもや」本店だが、デパ地下でお土産用を販売すると共に、イートインの場所がある。
うなぎも、随分値が上がったが、ここは半身を乗せた「うな丼(笹)」、税込2420円というのがある。ちょっと贅沢だが、良いだろう。日本酒はないが、ビールの小瓶がある。うなぎには日本酒と言いたいところだが、落語の前なので、このくらいが丁度良い。
ビールとお新香でつないでいると、丼登場。もちろん、重箱に入った鰻が本寸法であるが、丼も好きだ。気取らずに、鰻とご飯をかっこむ、これも醍醐味だ。
流石に、老舗のうなぎだけあって、味に引っ掛かりがない。雑味が全く感じられず、スッと胃袋に収まる。タレも江戸前でキリッとしている。そして、ご飯。「炊き立てか?」と思うほど熱々で、“うな丼“というスタイルにピッタリである。
少し食べ進んだところで山椒を振るのが、“俺流“である。これで、ご飯もさらにすすむ。お一人で早めの夕食をとる初老の男性・ご婦人が出入りし、結構な繁盛ぶりである。
お新香には、寿司屋で出るショウガ、ガリが入っていた、口直しに丁度良い。
本文を書くためにHPを見ると、午前10時から限定10食で、蒲焼が1尾半のったうな重(肝吸い付き)が販売されているようだ。値段は3850円、うな重(葵)6600円と同じサイズとのこと。
これは超お得と思ったら、朝の9時半ごろから整理券を配布するらしい。どれくらいの人気なのだろうか、並ぶ気はないのだが気になった。
「食べログ」の口コミを見ると、いろいろ書き込みがあり、大体8:30-9時頃に並ぶと整理券をゲットできるようだった。
「いづもや」さん、ご馳走さまでした
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