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2024年8月7日大正大学で食べたもの〜鴨台食堂のランチ

タイトルにわざわざ日付を入れたのは理由がある。この日、私はとんでもない失敗をやらかしてしまったからだ。その内容については、今ここで書きたくないので、また落ち着いたら。まぁ、生き死にに関わるようなことではない。

そして私は西巣鴨の大正大学キャンパスにいた。大正大学は、地下鉄・西巣鴨駅から至近の場所にあり、整然とした綺麗な建物群である。仏教系の大学だが、特定の宗派には属せず、天台宗・真言宗・浄土宗が仏教連合大学として1926年に設立された。

ここでランチを取ることにした私は、5号館8階にある「鴨台食堂(おうだいじきどう)」に向かった。

学食ではあるが、ゆったりとしたスペースで、ちょっとした会食にも利用できるようなレストラン。巣鴨の辺りは台地になっており、“鴨台“というのはそこから来たのだろう。大正大学の学園祭は“鴨台祭“、そのほかこの言葉をさまざまなところで使っており、レストランの店名もその一つである。

洋食がメインで、ハンバーグやステーキが有名のよう。学食だけあって、値段も抑えられている。私はそれらの気分ではなかったので、ワントレーランチからミックスフライ定食990円を選択。前述のトラブルを引きずっていたので、憂さ晴らしに生ビールも注文する。

周りを見渡すと、教員と思しき外国人の方、学生風もいるが、多くは中高年女性の方々。8階の大きな窓からの眺めは、美しい眺望とはいかないが、落ち着いた空間でのランチを楽しまれている様子である。

生ビールで喉を潤しながら、気持ちの切り替えを行なっていると、ミックスフライが登場。エビフライ・アジフライ・トンカツの3種類。注文してから「ちょっと重いかなぁ」と思ったのだが、アジフライは半身、トンカツも小ぶりで、六十代男性には丁度良いボリュームである。ソースが添えられているが、トンカツ用にお塩をお願いする。

自らの失敗にさまざまな思いを馳せながら、ビールとランチを楽しむ。これもまた、人生修行の一つである。仏教の教えの中にも、反省を促すとともに励ましてくれる言葉がきっとあるだろう。

それを求めたわけではないが、私は図書館に向かった


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