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まいにち本買い日和〜楽しい本屋のカモ生活_241212

◾️本日のお買い上げ 4冊

①「女って何だ?」
②「中華満腹大航海」
③「超合理的!ミステリーの書き方」
④「tupera tuperaのアイデアポケット」

合計 5434円

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 今日も比較的早い時間に休憩に出られた。きのう入荷していなかった②が在庫ありになっているのを会社で確認してから、S書店に行く。4階の料理書コーナーの新刊平台に直行した。新刊平台に数冊は積んである図を想像していたのに、平積みはされていない。なら、棚の方に表紙見せで置いてあるかと思ったがそちらにもない。?もう一度新刊平台に戻ってみる、あった、新刊平台の上の小棚に1冊だけ立ててあった。いそいそと中をチェック、この著者の1冊目の中華レシピ本は装丁・内容ともに良かったので、2冊目も期待大だ。1冊目はレシピ本だったが、2冊目はレシピも少しあるものの、どちらかというと中華料理紀行という体裁で、一省一品ずつフルカラーの写真を添えて名物料理を紹介している。楽しくておいしそうだ。本当に中華料理が好きなのが伝わってくる書きぶりが好ましい。買おう。

 今日の目的は果たした。とりあえず下の階に向かう階段に向かう、料理書コーナーの隣のやや空きスペースにある芸術書平台を横目に通り過ぎようとしたところで、④の鮮やかなピンク色の表紙が目の端にチラ見えした。何かな? 手に取ってみる。表紙がかわいい。とてもかわいい、特にこの左側のおばけくんがかわいい。2人組の絵本作家ユニットの創作のヒントエッセイのようなものらしい。「毎日がちょっとおもしろくなるようなヒントになれば幸い」とある。おばけくん、ヒント下さいナ。買おう。

ほとんどこのおばけくん?がかわいいというだけで、見た途端に買い決定方向

 階段を降りて2階へ。S書店の2階は文庫と文学。きのうも来ているので、目新しいものはそんな多くないはずだが、新刊平台、棚の表紙見せ本を流し見。昨日は気づかなかった①が目につく。タイトルだけなら余り私の好みではないが、この著者の本はごく気楽に読む娯楽本として結構好きで何冊も持っている。著者名が少し変わっているので、すぐに目につく。「カレー沢薫」、苗字にカレー。この著者も毒舌毒舌と言う割に、不用意に他人を攻撃したくない姿勢が何となくわかる、好きなことを言っているのに嫌みな感じがしない文章が好きだ。とりあえず買おう、文庫本だしな。きのうの今日だけに、それ以上新しく目を引く本は見当たらず。そろそろレジに行くことにする。

 1階はレジ、と各分野の新刊、それに定期的にテーマが変わる企画コーナーなど。ここもきのう見ているが、一応くるっと一周。きょう入ってきた興味深い本があるかもしれない。新書の新刊ばかりを並べた棚の平台の③のタイトルが気になる。ミステリー小説を執筆する予定は、今のところ過去現在未来を通じてない。が、ぱらぱらと中を見ると少し楽しそうだ。小説の書き方指南書みたいなものを読んだくらいで、すぐ小説家、それもミステリーの、になれる人なら最初から指南書を買ったりしないのでは?では、こういう本のターゲットは誰なのか。指南書を読まないとものが書けない人、そして大部分は読んでも書けない人? アレ? もしやそれはワタシのことですか?

 最近、note+で記事を書くようになってから、いわゆるものの書き方指南本を立て続けに何冊も買っているが、自分が一応書く側の目線でこの手の本を読むと、書かない者にとっても、読み方指南書としてすごく興味深い、面白い、ということに気づいた。シンプルにストーリーを追う、物語の筋をたどることに加えて、作者はここで何をどう思って、何を意図してこう書いたか、というようなことを考えながら読む方が、一粒で二度おいしくて良い。なかなか簡潔にうまく言えないが、「読み」が深くなるような気がする。それと単純に、物書き指南の本は、読み物としても十分面白いものが多い。

 ここまで書いた時点で、朝の5時半を過ぎている。早く寝なければ明日、ではなく今日の仕事に響く。が、何となく、本を買った喜び、楽しい気分が、日を置けば置くほど、薄れていってしまうのがもったいなくて、書くならやはり買ったその日に記事にするのが理想だとは思う。

 私は、買った本には必ずカバーをかけてもらう派だ。それは、休憩から戻って会社の机に買ってきた本を置く時に、何の本を読んでいるのか人からわらかないようにするため(何のどういう本を読んでいるか、はものすごく大事な個人情報だと思っていて、おいそれと披歴するのは嫌だ。特に親しくない人に何を読んでいるのかと聞かれると、がさつな人だなとすら思う)、そして、帰宅するまでの間、折れや汚れから本を守るためだ。そういう理由で、カバーをつけますかとレジで問われたらほぼ100で、お願いしますと答える。きょうもカバーをお願いしたら、文庫本のカバーが、店名とロゴの入ったいつものものから、「初詣 西新井大師」と書かれたものに変わっている。これは、S書店の年末年始恒例の現象で、12月〜1月初旬だけこうなる。これを見ると、おー、今年も年末、もうすぐお正月、一年が過ぎるのは早いものだな、と思う。

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