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フリーランスひよっこです
泣き虫で弱虫な自分がまさかなのだけど、
今年からフリーでお仕事をすることになりました。
やっていけるかは別として
自分でもびっくりだよ。笑
同じデザインでも広告やWebは割と大人数で
ずっと働ける会社が多そうだけど、
本のデザインは少人数の事務所ばかりで
経験を積んだら独立してゆく世界なのです。
(それが嫌なら転職してインハウスのデザイナーをするか、業界を離れるか)
今までブックデザインの事務所で社長と2人で働いて、尊敬する社長をそばで見てきて、
フリーでやっていくには並大抵の努力や才能ではないことは分かっておりました。
デザイン学校時代、特別授業で旦那さんと二人三脚で何十年と事務所を切り盛りしてきた女性デザイナーさんが言った、
「女の人が15年後にデザイナーとして
バリバリ現役(インハウスをのぞく)で働いているのはほんのひと握りだからね。」
という言葉を今でも覚えています。
まわりの同級生の女の子たちは
性差別だのなんだのと後でブーブー文句を言っていたけど私は先輩デザイナーの重い言葉に、
そうだよなぁ、、としか思わなかった。
出産子育てと、人によっては生活が変わるし。
(それはどんなお仕事でも一緒だけど)
ハードな締切が常にある中で、毎月の生理はとても過酷で(私も何度も産婦人科にお世話になった) 、女の人は体力と精神力ともにやっぱり限界がある…(涙)と思いながらやってきました。
𓇬
そして私は昨年、社長の事務所を退社しました!
色々あり、自分の体の病気の治療が長期で必要になって、これはちょっと続けられない…ということになり。
この1年は一瞬、別の本のデザインの職場に勤めたりもしたけれど、やっぱり仕事の特性上、
作業量がかさばるのはどこも同じで、
自分の体と仕事の関わり方を一度考えなおそうと思い、会社勤めを離れました。
私は本のデザインがやっと板についてきたひよっこですが、昔から人の縁には恵まれていて、
仲の良い編集さんが引き続きお仕事をくれたり、知り合いの編集さんたちにつないでくれたり、
バリバリ稼ぐ!は難しいかもだけど、細々と大好きなこの仕事を続けていくことができそう。
今まで自分にはムリって思っていたけど
この1年でその覚悟ができた気がする。
それと、デザインの世界はたぶんどこに転職を繰り返していっても、結局は自分でやっていかないといけない面もあって、
人のふんどしでお仕事をしても、
自分の好きな世界や、
できることが何かがずっとつかめないまま終わっちゃうような気がするので、
やはりいつかはぶち当たっていた壁なのかも。
みんな当たり前のように独立してフリーになっていって本当にすごいなぁと思います。
でも自分と同じようにおそるおそる
フリーになっている人もきっといるよね。
同じような気持ちの方
いらっしゃったら
一緒に頑張っていきましょう〜〜〜!笑
おわり!