Xを1年使って気づいたこと
Xを再開して1年が経ったので、ここらで気づいたことをまとめておきます。
「リポスト」や「いいね」をされてもフォロワーが増えるわけではない
影響力のない一般人で、1日1回ポストするかしないかの使用頻度。
いま確認したら、1年で239回しかポストしていませんでした…。
で、内容がものすごく面白いかというと、そこまででもない。
こんな具合ですから、当然ながら1年経ってもフォロワーはほとんど増えていません。いまだに30人程度。
そのほとんどが、交流会でお会いして名刺交換したかたや、面識はないけれどフォロー返ししてくださったかたです。ありがたや。
私自身は必ずフォローバックするかというとそうでもないので、
フォローされたいなら、まずは自分からフォローする
という姿勢も、大事なのかもしれません。
いいねされてもフォローはされない、というのはnoteでも結構あるあるな気がします。
仕事がらみの相互フォローは良し悪し
相互フォローしている人のなかに、仕事つながりの人がいます。
これ、ちょっぴり後悔している。
たとえば、私がnoteを更新した旨をXにポストしたとしましょう。
仕事つながりの人がこのポストを見たときに、
「noteを更新する時間があるなら、仕事の依頼を受けてくれればいいのに」
とか思われる可能性が、ゼロではないのですよ…。
考えすぎかもしれないのですが、自分がもし仕事を発注する側だとしたら、そう思わなくもないかなと。
なので精神的なブロックがかかって、あまり好き勝手にポストできなくなっております。
仕事とプライベートでアカウントを分けている人がいますが、今となってはなんとなく理解できる。
ポストする時間帯に注意
SNSはいつどこで誰が見ているか、本当にわからない。
見てないだろうと思うと見られていたり、見られているようで見られていなかったり。
私のような会社員の場合は、よほどのことがないかぎり平日昼間のポストは避けたほうがベターな気がします。平日にポストするなら出勤前の早朝か、仕事終わりの夕方か。
もちろん、平日日中にポストしたって、がっつり仕事している人はたくさんいますので、私の考え、ちょっと古いのかもしれないですね。
って、最近ハマっている猫山課長のお言葉を拝借すれば「イモムシみたいなフォロワー数」の私が心配することでもないのでしょうが。
ポストする内容に注意
なぜ「誰にみられているのか」を気にするのかというと、最近、とある知り合いがSNSに投稿した仕事の愚痴が、まわりまわってその人の上司にバレてしまったというエピソードを聞いたからです。
どういう愚痴をタレ流したかというと、
海外出張に行ったときの写真数枚、それにコメントをつける形式で(以下、カッコ内は私の心のツッコミ)
観光する時間がなかった(仕事ですからね…)
つまらなかった(仕事ですからね…)
英語で会話しなければならないので辛かった(仕事ですからね…)
早く引退したい(Why don't you?)
という内容を盛り込んでいたそうです。
ちなみに、愚痴を投稿した本人は上司にバレているとはつゆ知らず、上司もあえて本人を問い詰めていないらしいです。
まあ、個人のSNSなので何をするのもご自由に、と思う一方、こういう愚痴が外に漏れてしまったら周りにどういう印象を与えるか、ぐらいは考えてから投稿したほうが良いのでは?なぞと思ってしまいました。
もちろん、多少の毒を吐くのはアリだと思うし、そのほうが人間味があってかえって好感が持てる気がするので、ネガティブな発信が絶対にダメということではないんですよ。
ただ、後味が悪いだけの投稿は、しないに越したことはないと思います。
信用貯金と思って使う
上記のエピソードとも関係してきますが、XをはじめとするSNSは自分の信用貯金口座だなと、つくづく思うようになりました。
インターネット上での発言が、信用を増やすことにも減らすことにもなりうる。SNSのアカウントひとつひとつが、自分というキャラクターの構成要素と言ってもいいかもしれません。
Xについては、「私はこういう人間ですよ~」と、世間様に知っていただくためのツールと考えているので、ポスト1件でも、イモムシはイモムシなりに考えてから投稿したい性分です。
だから、SNSを何の苦もなく気軽に使いこなしている若者をみるとうらやましくなります。
こういうところが我ながらつくづく内向型だなと思います。
それでもまあ、面白い
Xって大喜利ザ・ワールド的な、いかに気の利いたことを言えるかを世界中の人たちと競っている感覚がありませんか?
文字制限もあるので、「短く、面白く」文章をまとめる練習にもなるのですよね。
私は読んだ本や観た映画の感想をポストすることが多いのですが、140字以内で作品の魅力を伝えるのって、結構難しい。
「この作品の面白さを伝えるには何を書けばよいか?」を強制的に考える力が働くので、(回数は少ないながらも)ポストするのはなかなか楽しい時間でもあります。
私はまだ座布団がほとんどもらえていない状態ではありますが、発信のツールとしてはまだ面白さはあるなと思っているので、しばらく続けていこうと思っています。
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