星が怖い
ある作品に星の描写がでてきた。夜、寝落ちを試みてる時に見てしまったものだから眠れなくなってしまった。
星とか、宇宙とか、自分の想像の範疇を超えた存在が怖い。
未知のもの、想像できないものというのは、自分が死んで、子供が死んで、人類が亡びて、そんなのとっくに過ぎ去って、地球の寿命もとうに迎えた、そんな世界のことを彷彿とさせる。
自分の力なんか遠く遠く及ばなくって、無力さと儚さと恐怖を感じる。私は死を異常に恐れている。死というか、そんな世界を恐れている。
その恐怖が時々、一人でいるとどうしようもなく迫ってくる。そんな時は声を上げながら身震いしてどうにか飛ばしているけれど、いつか自分のこのちっぽけさを受け入れられる日が来るのだろうか。ただひたすらにその時が怖い。
そんな杞憂なんて相手にしてる暇ないのに。目の前の仕事すら全うできてないやつにそんな資格ないよ。一つ一つこなすことだけ考えるのだ。
明日の朝に昇ってきた太陽がずっと沈みませんように。