シェア
誉田龍一
2019年6月14日 01:03
「パリ警視庁迷宮捜査班」(ハヤカワポケットミステリ)を読了。フランス版「特捜部Q」との触れ込みにすぐさま購入、読んでみたが、これがもう大正解だった。「特捜部Q」と同じく、様々な理由から警察組織をはみ出してしまった者たちが集められた特別班の話だが、こちらは登場人物がかなり多い。設定では全部で四〇人近くいるらしく、その中からとりあえず出勤してきた七人ほどが活躍する。その仕事はコールドケースの再