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初めての子連れ引越しが不安すぎる

娘が生まれてから初めて引越しをすることになった。しかも隣県。もちろんその県に住むのは初めて。知っている人もいない。

不安だ。とても不安だ。
同い年だけど人生の大先輩のはせがわみかさんに、「不安は書き出して見える化するのがいちばん!」とアドバイスをいただいたので、今不安に思っていることを書いてみようと思う。


①娘の環境が180度変わること

引越しが決まったとき、いちばんに頭に浮かんだのは娘の保育園。1歳のときから通い始めて約2年。最近は「きょうほいくえんおやすみ?」「ねんねしない」「プールやめとく」の3点セットの言葉を発するのがルーティンの娘だけど、帰宅すると「きょうね、○○ちゃんがね、こうしてたよ!」とおともだちの名前を出しながら、その日あったことを楽しそうに教えてくれて、なんやかんや保育園生活を楽しんでいるようだった。

そんなことを最近感じ始めたからこそ、このタイミングで転園せざるを得ないのがとても悲しかった。大好きな先生やおともだちと会えなくなって、新しい場所、新しい先生、新しいおともだちと過ごすことになる。それが、3歳の娘にとってどれだけ影響が大きいだろうと、考えただけで不安になった。

変わるのは保育園だけでない。住む家も変わるし、じいじとばあばにも頻繁には会えなくなる。娘にとっては、なにもかもが新しい生活になる。変わらないのはパパとママが一緒にいることくらいだろう。


敏感で繊細なように見える娘。今回の環境の変化が、どれだけ娘に影響を与えるのかとても不安だ。

だけど、いまここにいるままでは得られないものに出会える可能性だってある。この先がわからないからいま不安なのであって、それならば良いほうに考えたほうが気持ちは軽くなるはず。

どうか、次に行く場所でも、素敵な人やものに出会えますように。


②いざというとき頼れる義実家と離れること

いまは夫の実家のすぐ近くのアパートで暮らしている。妊娠中に引っ越してきてからというもの、産前産後だけでなく、娘のことも含めとても助けてもらっている。私の仕事が遅くなるときのお迎えや、夫婦でお出かけしたいとき、私(または夫)が体調不良のときなど、その恩は数えきれないくらい。

「頼れる義実家が近くにある」ということが、どれだけ心の安定剤になっていたことか。離れることが決まったいま、とても不安である。

その代わりといってはなんだが、引越し先には児童センターがたくさんあったり、地域全体で子育てを助け合う仕組みが充実しているようだ。「子育てはみんなでするもの」という意識が根付いていることを期待して、えいっと親離れしようと思う。


③結局、お金

引越しって本当にお金がかかる。「借金をしたくない」「定住したくない」という理由で持ち家ではなく賃貸派ではあるけど、数年ごとに引越していると貯まるもんも貯まらんなあと思う。

もともと貯蓄意識は低めで、ゆるーくしている程度。それが今回の引越しでゴッソリ旅立ちそう。ゼロになるわけではないのに、あったはずのお金がなくなるっていうだけで一気に心の余裕がなくなる。

引越し先は今住んでいる地域よりもかなり都心に近く、いろいろな面で物価が上がることが予想できる。家賃なんて、3DKから3LDKになっただけで今の2倍。(今の家賃が破格なのもある)

カリカリ節約するのは嫌だけど、それなりに締めていかないとやっていけない気がしているので、スイッチ入れるために再読しようかな。


不安は書くほど不安じゃなくなってくる

「引越しが不安だー!!!」と何かに取り憑かれたように両手で頭を抱えていたけど、書き出してみると「うん、そうだよね」と冷静な自分が出てきて話を聞いてくれた。それだけでスッと体温が0.5度下がったようだ。

もちろん、不安が消えたわけではない。不安はきっとずっと消えない。形を変えて、いつでも私の周りをウヨウヨしているだろう。だけど、書くことで「それ今不安になってもしょうがなくない?」「てか書くの疲れない?」と思えてくるから不思議だ。(※個人差あります)


とにかく今はやることがたくさん。それをやるしかない。

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