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20241206-08鉄道旅まとめ

トップ画像は梅干しを裏漉ししたものとサメの軟骨のあえものである「梅水晶」といいまして、宮城県気仙沼市発祥の珍味です。長岡の晩御飯に選んだお店で頼んだこの料理をきっかけに、長岡旅行が実に充実したものとなったのです。

長岡について語るには、山本五十六の前に河合継之助に触れないといけません(……と旅行中に両者の関係を知ったのですが)。12月8日にに山本五十六の記事を書く。右ストレート左フックいろいろ浴びそうではありますが、歴史好きおじさんの旅行記としてお読みください。

河合継之助記念館

河合継之助は戊辰戦争(の一部、北越戦争)時の長岡藩の家老。幕府軍にも新政府軍にもくみさず非戦の道を探るも最終的には新政府軍に敗れ、結果的に長岡の街をボロボロにしてしまいました(その流れは司馬遼太郎の小説を原作としたこの映画が分かりやすいです)。

河合家と同じく北越戦争を機にお家断絶となっていた山本家という名家がありました。お家再興を許された際、山本家には跡継ぎがおらず、旧長岡藩の高野家から養子を迎えます。その人物が高野五十六、つまりは山本五十六その人なのです。

山本五十六記念館

……と、知ったかぶりして書いてますが、これ、全て山本五十六記念館の方に説明していただいた内容です(こういった歴史的博物館では詳しい方の説明があるととても理解が深まります。時間が許せばお願いするようにしています)。

山本五十六の人生も当然映画化されていますが、先の河合継之助の映画同様、役所広司さんが演じているのは何か縁があるのでしょうか……。

さて、晩御飯。方向性としては寿司だよなぁと高すぎず、せっかくだからそれなりのクオリティが期待できそうなこちらのお店をチョイス。開店10分前にお店に行くも、どうやら人気店らしく、10メートルほど離れた場所から電話予約。空いていたカウンター4席のうち2席を幸運にも確保。

地魚うまし
地酒うまし

今回の旅のお供である長女と、今回はお留守番の次女は同じ居酒屋でアルバイトをしていたのですが、ここで出る梅水晶がとてもおいしいと以前から言っていました。私は未食なので機会があれば……と思っていたらこのお店にもあったのです。

これ、めっちゃうまいじゃないですか!


感想を素直に大将に伝えると、そこから会話の花が開きました。「新潟県内三地域の関係性」「河合継之助と山本五十六に対する長岡市民の感情」「魚の捌き方」「雪道の運転のコツ」などなど……。ホントにたまたま選んだお店でしたが楽しいときを過ごしました。こんな感じの会話です。

大将「東京の居酒屋で出てくる梅水晶は軟骨が🐓だったりするんですよ」
長女「バイト先のお店は富山から材料を仕入れてて……」
大将「富山! なら本物、サメの軟骨だ」
長女「最近は🐓貴族にもこの料理ありますね」
大将「🐓貴族のは🐓軟骨だよね! だって🐓って名乗ってんだからさー」

食事を終えてもまだ18時過ぎ。駅のお土産コーナーで食料を買い足しホテルの部屋で長女と二次会。こんな時だからこその話をいろいろし、明日の予定を確認して就寝。現在、朝の5時。目が覚めてしまいこの記事を書いています。

自宅と友人にお土産を買い、お昼にへぎそばを食べたら帰りは新幹線で帰ります。

ときで帰ります
トキのように生きたいですね

今は自宅にいます。よい週末でした。明日からも頑張れそうです👍

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