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役所では教えてくれない話。【死んだ後の手続き】

役所は聞いたことには答えてくれるけれど、先回りして教えてくれたりは…あんまりしない。あんまり、ね。

死後の手続き…遺品整理やら、登記やらで、このところのわたしはあっぷあっぷしている。必要な情報を問合わせなくても、役所の方から「ささ、どーぞどーぞ」と差し出してくれたら、どんなに良いか…とため息をつく日々だ。

昨日の投稿で高額医療費の還付(高額療養費支給申請)について書いたが、その申請を出すまでに書き方やら必要書類やらを調べる必要があった。そこで偶然検索に引っ掛かったのが、葬祭費の支給というものだった。

これは国民健康保険の加入者が死亡した場合、葬祭を行った方に葬祭費を支給するというものだそうだ。


そんなの聞いてないぞと!心の中で叫ぶ。

世界の中心で愛を叫ぶばりに叫ぶ。


金額は50000円とのこと(自治体による)。父が亡くなった悲しみと介護疲れで、葬儀社との打ち合わせはほとんど覚えていない。ほぼほぼ言い値で葬儀を済ませたので、この支給はありがたい。

とはいっても、わたしの住む地域では喪主が申請する必要があるらしい。家が近いという理由で父の死後の手続きを引き受けたわたしではなく、喪主を務めた姉に、再び登場を願わなくてはならないというのは、これまたやっかいだ。

50円の還付金でもご丁寧に封書を送ってくる(出産のときだったかな💦)というのに、葬儀代の1割が賄えるかという葬祭費の支給は役所では教えてくれない。(お住いの地域によっては教えてくれるかもしれないけれど)

もし葬儀をする立場になるときがきたら、このnoteの叫びを思い出してほしい。

葬祭費の支給、あざっす!


編集後記:自治体や加入している保険の種類、納付状況によっても異なるので、気になる方は故人がお住まいだった自治体に問合わせてみてください。※会社の健康保険等の被保険者が、その資格を喪失してから3ヶ月以内に死亡した場合等には、会社の健康保険等から葬祭費に相当する給付を受けることもできるが、国保と重複して受給することはできない。

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