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小田島 ほの花
2022年2月7日 00:22
電子書籍が出始めの頃、私は断然「本は紙派」だった。ページを捲るという動作に意味がある、書籍の厚みや重みも楽しみの一部、本のインクや紙の匂いが感性を刺激する。…今も、その考えが消えたわけではない。ただ、紙派〈だった〉と過去形なのには理由があって、単純に、電子のメリットに気がついたからだ。そのメリットの恩恵を、日常で大いに受けている。場所は取らないし嵩張らない。思い立ったらすぐに開ける。ページ