酒と切り替えスイッチ
お酒とは人生の半分以上を共にしてきた。
初めてお酒を飲んで吐いた日、
歩けなくなるまで飲んで介抱された日、
会社の飲み会で必死に盛り上げた日、
何もかもが辛くて泣きながら飲んだ日、
子供の授乳が終わり、高価なシャンパンで労った日、いくつもの夜をお酒と一緒に過ごしてきた。
お酒は黙って私の話を聞き、寄り添ってくれる。
飲みすぎて翌日の二日酔いが辛すぎて、もう飲むまいと決意しても翌々日にはまた恋しくなって気づけば缶を開けてしまっている。
最近ではオールナイトで飲み明かすことはできなくなってしまったが、
それでも一日の終わり、すべてのやるべきことを終え、スイッチを切り、お酒を飲みながら韓国ドラマを見るのは、何ものにも代え難い幸せないい時間である。
そしてまた翌朝スイッチを入れ、一日を頑張るのだ。
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