東大発イノベーション教育プログラムi.schooli.schoolで学んで半年。
昨年3月に大学学部を卒量し、東大発イノベーション教育プログラムi.schoolの通年生になって半年がたつ。
i.schoolは、破壊的イノベーションを起こすために人間中心アプローチを用いて、沢山のWSを経験しながらその感覚を体得してゆくものだと思っていた。
だけど、i.schoolで学んで半年。ただ受け身の姿勢でWSを体験しても、それは体得に繋がらないんだろうな?ということに気づき始めた。
破壊的イノベーションに繋がるアイディアの出し方を、学術的な知見に基づいて理解することで、自分の体験しているWSを一歩引いた目で分析できるのではないか?
例えば、「グループジーニアス」という概念を知ったり、グレアムウォーラスが提案した創造のプロセスモデル(preparation/incubation/intimation/illumination)から関連して、認知心理学の知見(アナロジーや、その一つであるメタファー)を理解したり・記憶のネットワークモデルを学ぶ。
その上で、自分が体験しているWSの設計(構造)を理解して初めて、自分はi.schoolの学生だと言えるのかな、なんて思った。
人間中心アプローチ・機会領域の検討・バイアスブレイキング…などなど。
なんだか聞き慣れない言葉に出会い、各WSでベストなアイディアが出せるように全力でWSに「参加」していたけれど、それじゃ全然あまいな!と思うばかり。(きっと、半年後にこの文章を読んでも、まだまだ甘いな、と思うのだろうけど…笑)
…続く。