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読んだ本

大変寒くなりましたね。寒いときにぬくぬくするのが大好きなので嬉しいです。とは言え寒い…!

ここ数ヶ月忙しくてなかなか本を集中して読めなかったけど、先週やっと二ヶ月ほど前からチマチマ読み進めていたアクロイド殺しを読み終わった。
!!ネタバレあるかも!!
ミステリーはよく読むけどアガサ・クリスティを読んだことがなく、今年になってはじめて読んだら普通におもしろく(当たり前である)ホイホイと二冊目。読み始めの方からからなんとなく感じていたザワザワがやはりそうで、犯人はなんとなくわかってしまった。細かいトリックとかはおいておいて雰囲気でな…
私はミステリーは(作家はかなり限られているけど)一応結構読んでいるからこういうのって前にあったな〜と思ったけど、初出というかオリジナルがアクロイド殺しなんですね。今までなかったのにこういうタイプのものが出てきたら、衝撃的なんだろうな〜。そういうのってその時生きてる人しか体験できないよな、うらやまし!個人的に一番びっくりしたのは、クリスティ=毒殺みたいなイメージがあり毒殺じゃないんだ!と(笑)
このくらいの時代の雰囲気の作品はやっぱりいいなあ。便利すぎなくていい意味で邪魔されてないというか、違う世界のお話みたいに感じられて好き…本やゲームではできるだけ現実逃避をしたい派なもんで。そういえばあんまり現代のミステリー読んだことないな。

そしてアクロイド殺しを読み終わったあとにプロジェクト・ヘイル・メアリーをすぐ読み始めた。人にめちゃくちゃおもしろいから!と言われ、本の帯にも散々有名な人たちのコメントが載ってて、私は逆にこういうのあると読む気なくなる悲しきというか面倒な人間だけどたまにはSFと思って。 
先週から読み始めたんだけど、すごく読みやすくておもしろくて1週間くらいでダーーっと読んでしまった!
主人公は記憶が曖昧なまま宇宙船の中でめざめ、現実とだんだん思い出す記憶とが順番に進んでいくんだけど、状況や過去がだんだんはっきりしてくることと宇宙船で問題解決のために色々模索していくのが同時進行で、未知の宇宙で次々色んな発見があるから気になるし、主人公はなんでここにいるかも知りたいし、読み進めない理由がないのでどんどん進んでしまう。時折難しそう〜な物理や化学の話が入るものの、かなり噛み砕いて説明されていてなんとなく理解できるし仮にできなくても雰囲気は伝わりちゃんと物語についていけるのがすごい、と思った!ピンチのときにどうピンチなのか、ハラハラがちゃんと感じられるし。こういう専門的なことって読み進めるのが億劫だったり、ピンと来ないな〜てなったり、簡単にしすぎて私なんかでも聞いたことある単語でてきて難しいこと話してる雰囲気だしてるけどなんだか…ということとままあるけどヘイルメアリーではそういう感じがぜんぜんなくてとても楽しめた。
また、本も上下巻と長いけど最初は何が起こるか?を楽しみ、その次は出会いがありまた違う楽しみにかわり、その後もまたハラハラがあり…飽きさせない展開でずーっと楽しめたーーロッキーかわいい。
SFてあの有名な星を継ぐもの…?を10年以上前によんだっきりだったけど、また面白そうなものがあったら読んでみよう。
SFといえば、今年入ってから観たメッセージっていう映画がおもしろかった。この映画も未知の言語を解析していくところがあるんだけど、未知のものを試行錯誤して解析してだんだん理解できるようになってくのってほんとワクワクする!

あー2冊ともおもしろかったー。今年は月一冊読んでるぞ〜。本読むだけで人生充実感得られて良い!良い。

おわり。

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