人生は「だからなに?」の積み重ね。社会学者・岸政彦さんのエッセイ集『断片的なものの社会学』(朝日出版社、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)をしみじみ読む。
「だからなに?」「それがどうした?」というものを、私たちは削除しがち?一般化された物語から外れているものをこそ、抱きしめてみたい。人々のなにげない話に耳を傾け、「断片的なもの」を集めつづける社会学者の岸政彦さん。その視点に触れてみると、これまでの「物語」についての話もちょっと違って見えてきました。
★営農とサブカルさんのラジオエピソードはこちら (ほんのれんラジオについてのエピソードは、25:55頃~)
営農とポッドキャスト「合わせて100時間以上聴いたのに…なんの成果も!!得られませんでした!!」特集
▼今回登場した旬感本はこちら!
『断片的なものの社会学』岸政彦(著) 朝日出版社 2015
▼「なぜわかり合えないのか? 物語を超えて」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
(1)『ストーリーが世界を滅ぼす─物語があなたの脳を操作する』ジョナサン・ゴットシャル(著) 月谷真紀(訳)東洋経済新報社 2022
(2)『人はなぜ物語を求めるのか』千野帽子(著) 筑摩書房 2017
(3)『神話の力』ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ(著)飛田茂雄(訳) 早川書房 2010
(4)『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論』宇田川元一(著)NewsPicksパブリッシング 2019
(5)『断片的なものの社会学』岸政彦(著) 朝日出版社 2015
ほんのれんラジオ、noteあります。
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