見出し画像

経営学者が語る、意外な組織論!異例の大反響本『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論(宇田川元一著)』を読む。コミュニケーション不全にアレが効く…?

30代女性編集者4名がゆるく深く本と遊ぶ教養系podcast番組「ほんのれんラジオ」。2024年12月vol.21の問いは、「なぜ、わかりあえないのか?それぞれの物語を越えて」です。全エピソードを通して、物語の力を知り、異なる物語を受け止める方法を探索します。

シリーズ4回目となる今回は、明日から使えそうな方法論を取り上げます。
昨今、医療の現場でも注目が高まっている「ナラティブ・アプローチ」や、ビジネスの現場に応用する方法を、ゲスト本『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論』から学びます。

会社でもプライベートでも家庭でも、人間関係の悩みや「なんでわかってくれないの?」というモヤモヤは絶えないもの。あまりにも日常的なこの問題、乗り越える方法がちゃんとあるらしい。そしてなんと「物語(ナラティブ)」が、その鍵を握っているらしい!キーワードは「主客逆転」!?

エピソード

具体的かつ旬な問いに出会いたい/自分の違和感・気づきをアウトプットし続ける/そのわかりあえなさ、大丈夫?ヤバい?/松岡正剛をわかりたいけれども、松岡正剛にわかってほしいわけではない/バトルは現場で起こっている/組織の課題解決?「都合のいい解決策はない」。/技術的問題か、適応課題か。この判断に自覚的か?/言葉にしていないホンネを見抜け/対話≒新しい関係性を構築すること(法務部 vs 営業部の例)/対話の4つのプロセス/物語を読み合う際の作法は?/あの人もわたしも、”異国人”/”部下や上司はなぜ成長しないのか”はナンセンスな問い/『見立て日本』イブツ・イシツ

▼今回登場した旬感本はこちら!
『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論』宇田川元一(著)NewsPicksパブリッシング 2019 



▼「なぜわかり合えないのか? 物語を超えて」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

(1)『ストーリーが世界を滅ぼす─物語があなたの脳を操作する』ジョナサン・ゴットシャル(著) 月谷真紀(訳)東洋経済新報社 2022

(2)『人はなぜ物語を求めるのか』千野帽子(著) 筑摩書房 2017

(3)『神話の力』ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ(著)飛田茂雄(訳) 早川書房 2010

(4)『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論』宇田川元一(著)NewsPicksパブリッシング 2019 

(5)『断片的なものの社会学』岸政彦(著) 朝日出版社 2015 



ほんのれんラジオ、noteあります。
旬感ノート画像もご覧になれますので、ぜひフォローしてください。
テーマごとにまとめてありますので、復習にも便利です。
https://note.com/honnoren/


いいなと思ったら応援しよう!

ほんのれんラジオ│ 編集工学研究所 
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!