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両津勘吉の不潔最強伝説!? 免疫システムからわかる「異質」のありがたさ ゲスト本『遺伝子が語る免疫学夜話 ─自己を攻撃する体はなぜ生まれたか?』(橋本求著・晶文社)
ただいまジュンク堂書店 池袋本店で「ほんのれんフェア」開催中(〜3/23まで)詳細はこちらから
ほんのれんラジオは、ゆるく深く本と遊ぶ教養系podcastです。編集工学研究所ほんのれん編集部の30代女性エディター4名が、毎月テーマを変えて、5冊の本を語りつくします。vol.11のテーマは「鬼はソト?鬼はウチ?」。
今回のシリーズでは、鬼の存在を探究することを通して、中央/周縁や、従属/逸脱等、隠されたメッセージを明らかにしたいと思います。
このエピソードでは、社会的な鬼から離れて、私たちの身体にとっての鬼を考えます。登場するのは、なんと免疫システム。身体から学ぶ「異質」との付き合い方。
エピソード目次
天然痘が鬼になった!/家に訪ねてくる天然痘鬼のイラスト/祇園祭=疫病退散の祭り/いまは消毒/ワクチン打つの怖くない?/ざっくりわかる『遺伝子が語る免疫学夜話』/免疫ってなに?強すぎると自分で自分を攻撃する/花粉症も自己免疫疾患/先進国に多いのはどうして/敵がいないと紛争が起こる/免疫力を高める3つの方法/こどものころに動物園に行っておこう/風呂に入らない両津勘吉の最強抗体!リョーツGPX/『家は生態系』冷凍庫にはツンドラ気候の微生物がいる/発酵食品をたべよう/手作りチョコは菌入りで♡/清潔を目指す=鬼をなくす=キャンセル・カルチャー/無鬼社会は危ういか
≪今月の旬感本≫
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▼「鬼はソト、福はウチ?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『鬼とは何か』戸矢学(著)河出書房新社 2019
『悪魔の文化史』ジョルジュ・ミノワ著、平野隆文訳、白水社文庫クセジュ
『遺伝子が語る免疫学夜話 ─自己を攻撃する体はなぜ生まれたか?』橋本求(著)、晶文社
『自分の中に毒を持て〈新装版〉』岡本 太郎(著) 青春出版社 2017
『見えないものを探す旅─旅と能と古典』安田登 (著) 亜紀書房 2021
▼鬼シリーズはこちら
<今回登場する本>
・『日本の鬼図鑑』八木 透 (監修)青幻舎 2021
・『遺伝子が語る免疫学夜話 ─自己を攻撃する体はなぜ生まれたか?』橋本求(著)晶文社 2023
・『家は生態系―あなたは20万種の生き物と暮らしている』ロブ・ダン (著), 今西康子 (訳)白揚社 2021
・『土と内臓―微生物がつくる世界』デイビッド・モントゴメリー (著), アン・ビクレー (著), 片岡 夏実 (訳)築地書館 2016
★ただいま、ジュンク堂書店 池袋本店で「ほんのれんフェア」開催中!
2/9(日)には、選書のプロ・ほんのれん編集部と、開店前の本屋さんに潜入するイベントも開催します。詳細はnote記事をご覧ください。
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