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ホントにあった、100%上陸できない島…!ナウシカばりの地下洞窟。ナショジオ撮影の写真満載 『辺境見聞録』が凄い

編集工学研究所の編集者4名が、古今東西の名著を紹介していく「ほんのれんラジオ」。vol.16のテーマは「なぜ旅をするのか?」シリーズ4本目は、「辺境」がテーマ。
このエピソードでは、ナショナル・ジオグラフィック社が激写した写真満載の『辺境見聞録』をご紹介。「辺境」について考えます。

現代に「辺境」ってあるらしい! でも、その「辺境」って誰目線の言葉? 
辺境ってこわくない? いやいや、むしろ都市のほうが危険っていったいどういうこと……?続きはpodcastでどうぞ。

▼今回紹介した本

『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』
  ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)
  日経ナショナルジオグラフィック 2024
ダーウィンが見たもの (福音館の科学シリーズ)
  ミック・マニング 、ブリタ・グランストローム(作)  渡辺 政隆(訳) 
  福音館書店 2014
辺境を歩いた人々
  宮本常一(著) 河出書房新社
『世界の辺境とハードボイルド室町時代』
  高野秀行 清水 克行(著)集英社インターナショナル 2015

▼エピソード(30分)
・19歳でイランに行って、現地の人に追いかけられた!
・スリランカ、宝石の町ラトゥナプラで泥まみれに
・世界の果てを見てみたい!
・『辺境見聞録』ってどんな内容ですか
・高すぎるエベレスト、空想上のアトランティス、紛争中で行けない地域…
・苔と光。まさにナウシカの世界!ベトナム地下の「ソンドン洞窟」
・Google Earthではわからない世界
・絶対に上陸できない、世界でもっとも危険な「北センチネル島」
・辺境に行った人:ダーウィン。絵本で人生を見てみる
・ホモ・サピエンスは7万年前に、ホモ・エルガステルは200万年前に!
・ダーウィンとほぼ同い年の日本人、八丈島を探検する
・どうして江戸生まれの近藤重蔵が、蝦夷地探検へ?
・「辺境」は中央があってこそ
・「辺境は危なくない」by高野秀行

▼「なぜ旅をするのか?」を考える「ほんのれん」旬感本5冊!

ほんのれんのオリジナル冊子「旬感ノート」より
  1. 『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』
      
    森貴史(著)星海社 2023

  2. 『弱いつながり─検索ワードを探す旅』
      
    東浩紀(著)幻冬舎文庫 2016

  3. 『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』
      ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)
      日経ナショナルジオグラフィック 2024

  4. ウォークス─歩くことの精神史 』
      レベッカ・ソルニット(著) 東辻賢治郎(訳)左右社 2017

  5. 旅する地球の生き物たち 
     ヒト・動植物の移動史で読み解く遺伝・経済・多様性』

      ソニア・シャー(著) 夏野徹也(訳)築地書館 2022


▼旅シリーズ一覧


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▼ほんのれんラジオでは、「スマホ中毒」「お金」などさまざまなテーマで選書&本をご紹介しています。