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くじ引きで憲法決めちゃう国がある?! 選挙じゃない選び方を『くじ引き民主主義』(吉田徹著 光文社新書)から考えてみる


毎月テーマを変えて、5冊の本を語りつくす「ほんのれんラジオ」。2024年11月vol.20テーマは「決め方、どう決める? 「みんな納得」はあり得るか」です。裏テーマは、「民主主義」です。

日本でもアメリカでも国政選挙の秋ですが、選挙や「決め方」になんとも言えない違和感があるのは、なんなんだろう?
前回の続きとして、宇野重規さんの『民主主義とは何か』と、吉田徹さんの『くじ引き民主主義─政治にイノヴェーションを起こす』を合わせ読みします。

代表者が代表してくれてる気がしないモヤモヤ、どうしたらいい?

変態紳士・ルソーの一般意志って一体なに!?!?
「みんなが納得」ってあり得るの?
ヒントはイワシの群れ?

くじ引きで憲法評議会の委員を決めてる国があるってマジですか!?

民主主義って結局何よ?/前回出てきた4つの問い/みんなでいながら、みんな自由ってありうるの?/変態こじらせ紳士ルソーの発見/一般意志・特殊意思・全体意志/ハワイに行きたい+熱海に行きたい→スパハワイアンリゾート/一般意志はイジメのはじまり/イワシの群れも一般意志をもってるか/チャーチルの名言:「民主主義は最悪の政治形態といわれてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば」/理念と制度を分ける/もはや「クジ引き」が民主的?/ポピュリズムへのカウンター/アイルランドでは実施されてる/日本でも裁判員制度あるよね選ばれて超怖かった/くじ引き危ないって思っちゃうエリート主義/ウメコの疑問「選挙は能力による差別かも」/はるにゃ「自然言語に頼りすぎ!数学を持ち込んだら?」/決め方、結局どう決めよう……が民主的状態

▼この回の図解

▼今回取り上げた本
『民主主義とは何か』宇野重規(著)講談社現代新書 2020

くじ引き民主主義─政治にイノヴェーションを起こす』吉田徹(著) 光文社新書 2021


▼「決め方、どう決める?」を考える
「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

  • 『教室を生きのびる政治学』岡田憲治(著) 晶文社 2023

  • 『民主主義とは何か』宇野重規(著)講談社現代新書 2020

  • くじ引き民主主義─政治にイノヴェーションを起こす』吉田徹(著) 光文社新書 2021

  • 「忘れられた日本人」をひらく─宮本常一と「世間」のデモクラシー』若林恵、畑中章宏(著)黒鳥社 2023

  • なめらかな社会とその敵─PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』鈴木健(著)ちくま学芸文庫 2022

▼「民主主義」シリーズ一覧


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