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【ホックニー展】風景画の傑作〈春の到来〉シリーズが日本で初公開(東京都現代美術館)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2023年8月号より) 

 現代イギリスを代表するアーティストのひとり、デイヴィッド・ホックニーの大規模な個展が東京都現代美術館で開催される。日本の美術館における大型個展は1996(平成8)年以来、27年ぶりとなる。ホックニーは60年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といった分野で多彩な作品を発表し続けてきた。

デイヴィッド・ホックニー《ノルマンディーの12か月 2020-2021年》(部分)2020-21年 作家蔵 ©David Hockney

 本展は、イギリス各地とロサンゼルスで制作された多数の代表作に加えて、近年の風景画の傑作〈春の到来〉シリーズ(日本初公開)やCOVI­D–19によるロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにもおよぶ新作まで、120点余の作品によってこれまでの画業をたどる。日本における今までで最も充実したホックニー展となることは間違いない。

デイヴィッド・ホックニー《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年ポンピドゥー・センター ©David HockneyPhoto=Richard Schmidt

デイヴィッド・ホックニー展 〜11/5
東京都江東区・東京都現代美術館
[時]10:00〜18:00(入館は17:30まで)
[休]月曜(9/18、10/9は開館)、9/19、10/10 
☎️050-5541-8600(ハローダイヤル)

出典:ひととき2023年8月号

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