【皇室の名宝】若冲、狩野派らの名品を京都で堪能(京都国立博物館)
「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2020年11月号より)
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の名だたる名品およそ80件を含む、皇室の名宝100件余を紹介。京都でまとまって公開されるのは初めての機会となる。
三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれてきた絵画、書、工芸品など6000点余が国に寄贈されたことを機に、皇居東御苑内に開館。考古遺品から近現代の作品まで、時代や制作地は千差万別ながら、縁あって皇室に納められた作品を収蔵している。これらは別格の存在として、国宝・重要文化財といった国の文化財指定を受けていないが、各時代の文化を代表する名品が多いことで知られる。
明治以降、伝統儀礼の多くは形を変えて皇居で執り行われるようになったが、本展では、今日では見られない京都御所での儀式や日々の光景を、さまざまな作品を通じて追体験できる。また、京都御所・飛香舎の襖絵や調度も展示。当時の暮らしが偲ばれる。
御即位記念 特別展 皇室の名宝(~2020/11/23)
京都市東山区・京都国立博物館(東海道新幹線京都駅からバス)
☎075-525-2473(テレホンサービス)
https://meiho2020.jp
*会期中の展示替えあり。最新情報は公式サイトをご確認ください
出典:ひととき2020年11月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
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