古典的なモチーフを現代的なセンスで昇華――江戸型染作家・小倉充子さんの手ぬぐい(神田神保町)
神田神保町に工房を構え、型染や注染でオリジナルの浴衣や手ぬぐいなどを手掛ける江戸型染作家の小倉充子さん。古典的なモチーフを現代的なセンスで昇華した数々の図案は、大胆かつ、江戸っ子のような洒落っ気にあふれています。江戸の香薫る、そのものづくりへの想いをうかがいました。(ひととき2021年7月号特集「〈堺、浅草〉東西手ぬぐい探訪」より一部抜粋してお届けします)
手ぬぐい「心太突(ところてんつ)き」の帯紙には「お椀ににゅるっとところてん、そこはきらきら光る小宇宙。」と添え書きが