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「ひととき」の特集紹介

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旅の月刊誌「ひととき」の特集の一部をお読みいただけます。
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2020年10月の記事一覧

【あんこ愛を綴る】祖父母の愛とあまい思い出 川田裕美(フリーアナウンサー)

バラエティー番組をはじめ、ドラマ出演やコラム連載など多彩な分野で活躍中のフリーアナウンサー・川田裕美さん。自宅の冷蔵庫にあんこ缶を常備するほどあんこが大好物の川田さんには、あんこにまつわる大切な思い出がありました――。(ひととき2020年10月号特集「東京のあんこ」より)  物心ついた頃からあんこが好きで、側には常にあんこがありました。あんこを使った和菓子が好きなのはもちろんですが、自宅にはあんこ缶を数種類ストックしており、あんこを〝そのまま〟スプーンですくって食べるのも好

奈良移住(未だ未定) みうらじゅん

ひととき11月号の特集「古都もみじ 仏像の奈良、庭の京都」より、イラストレーターのみうらじゅんさんにお寄せいただいた奈良の仏像にまつわるエッセイを転載します。本誌では、思わず息をのむような臨場感ある美しい紅葉のグラビアが満載です。ぜひ、この機会にお求めください。  奈良、薬師寺の元・住職、高田好胤さんの著作『心』(徳間書店)に、挟み込まれていたアンケート葉書。その感想って欄に、当時、小学生だった僕は、〝大変、仏教が分かりやすかったです〟と書き、ポスト投函したこと。  数カ

【東京あんこの新潮流】wagashi asobi(大田区上池台)

和菓子文化の鍵をにぎる「あんこ」。日本各地に郷土色豊かなあんこの銘菓が揃いますが、東京だって負けじと個性派揃い。フードジャーナリストの向笠千恵子さんが東京の老舗・名店をめぐりながら、甘いあんこ菓子のおいしさの秘密に迫ります。本コーナー「東京あんこの新潮流」では、若い感性によって昔ながらの甘味を巧みにアップデートさせたお店をご紹介。(ひととき2020年10月号特集「東京のあんこ」より)  稲葉基大さんは片仮名の「ア」をプリントした白のTシャツで現れた。意味を尋ねたら、「あんこ