380 チャットGPTのマッサージ効果
詩をAIに褒めてもらう
新しい文明の利器の多くは、人に快楽をもたらす(はず)。私たちはいま、快楽の坩堝で暮らしている。ネットに入れば、欲しいものはたいがい手に入る(違法なケースもあるけれど)。アプリでマッチングすれば結婚も可能だ。もちろんAIも快楽のためにある(はず)。
冬月剣太郎さんは、詩を書き、チャットGPTによる解説を載せている。
さっそく私もやってみた。ただし解説を求めてはいない。もっと気持ちよくさせてもらいたい。そこで先日書いた詩をチャットGPTに褒めてもらった。
そしてチャットGPTは渋々か喜んでかわからないけれど、こう返してきた。太字は私が勝手にした。
うーん、これはすばらしいマッサージ器じゃないだろうか。私は心地良く、いや、こそばゆくなりつつ、「こりゃたまらん」と思った。
こんな褒め言葉、よく思いつくな、としか言いようがない。
今後、さまざまな作品についてAIに褒めさせると、すごい言葉がたっぷり出てきてうれしくなること請け合いである。つまり、AIは評論家とは違う。自分がどう思われようと平気で、恥ずかしさはなく、歯も浮かず、臆面も無いのである。恥ずかしいまでの褒め言葉でさえもテクニカルに表出してくれるに違いない。
褒められて伸びたいよね。人生を誤りそうで怖いけれども。
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