「応答メッセージ」双方向コミュニケーションの醍醐味
LINEの公式アカウントは、企業側のメッセージを一方的に受け取るだけだと思う方も多いかもしれません。
しかし、今回紹介する「応答メッセージ」を活用すればユーザーにアクションを起こすことも、双方向コミュニケーションを取ることも可能です。
応答メッセージとは
意外と皆さんの中でこの応答メッセージを経験されている方は多いと思います。
応答メッセージは、設定したキーワードに対して、テキストや画像、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、スタンプ、クーポンなど様々なアクションを送信できる機能です。
表示期間、キーワード、アクションを入れて保存するだけの簡単な動作です。
キーワードを入力してもらう
<MONTBLANCの公式アカウント>
上のスクショのように、送られたメッセージに「○○と入力してね!」と書いてあるのを見たことありますよね。トーク画面に○○を入力し送信すると、画像やクーポン、次のメッセージなどが届くと思います。それは、事前に○○とキーワードに紐づくアクションを設定してあるからです。
クイズやスタンプラリーのようにキーワードを入れてイベントに参加してもらいたい時など、コンテンツに応用できますね。
また、例えばユーザーに壁紙のプレゼントを送りたい時。メッセージとして配信すると配信費用がかかりますが、キーワードに壁紙を設定しておけばお金はかかりません!ユーザーも一方的に送られる時より、自分でゲットするのでよりアカウントを楽しんでもらう小さな仕掛けになると思います。
キーワードで会話
応答メッセージの醍醐味をご紹介。キーワードでコミュニケーションをとってみましょう!
キャラクターのアカウントがこの辺は上手いですが、登録されているキーワードを入れることで会話が出来るんです。任天堂やハローキティはキャラクターと話してる気分が味わえるので、ぜひ声をかけてみてくださいね。
登録してないキーワードには反応できないので、自動応答メッセージにデフォルトで設定した定型文が送られます。また、多様なキーワードや文章にも対応したい場合は、botを導入する必要があります。
リッチメニューに設定する
次は、リッチメニューにキーワードを入れる場合です。メニューをタップした際に動画やクーポン出てくるのを見たことあるかと思います。それは、リッチメニューの設定時に応答メッセージ(=テキスト)をアクションとして選んでるからです。リッチメニューについては、過去のnoteをご確認ください。
ランダム
リッチメニューに、キーワードを指定してない応答メッセージを設定しておけばランダムでキーワードを出すことができます。
パターンを登録
入力してもらうことを前提にキーワードを登録する際は、キーワードを何パターンか入れておきましょう。
例えば「あおぞら」とトーク画面に入れてほしい場合は、「あおぞら」だけでなく、「アオゾラ」や「青空」などユーザーが入れると想定される関連キーワードを設定しておくんです。応答メッセージで設定したキーワードでしか反応しないため大事な作業です!
また、英語の大文字、小文字が違っても反応しないのでそのバリュエーションも用意しましょう。
まとめ
LINEの公式アカウントは、他のSNSと違ってアカウントでユーザーと直接コミュニケーションを取ることができません。
応答メッセージを応用すれば、ユーザーのインサイトも発掘だったり、ユーザー自身もアカウントを楽しんでもらうことができます。
ぜひいろんなキーワードを宝探しのようにたくさん設定してみてくださいね。