『深夜特急 1 −香港・マカオ−』②
前回に引き続き、『深夜特急 1 −香港・マカオ−』の好きな(美味しそうな情景)文章を紹介したいと思います。
P98「ただし、立ち食いできるものなら食物も売っている。イカだと思うと豚皮であったり、つみれの煮物のようなものもある。嬉しいのは、値段があってないことだ。(中略)
タコを売っているのは幼い三兄弟だ。二十セントを出すと、ハサミでじょきじょき切って、串に刺してくれる。」
P100「隣の親父さんが食べているものを指さすと、主人は頷き、ご飯の上に焼豚をいっぱいのせて持ってきた。チャーシューハン、でいいのだそうだ。」
P107「湾の近くに屋台が何件も並ぶ食堂街があった。その中の一軒にソバ屋があり、とてもいい匂いがする。オバサンがソバを作るのを見ていると、日本の駅の構内にある立ち喰いソバの作り方とほとんど変わらない。客は屋台に並んでいる五,六種類の麵の中から自分の好きなものを指定する。(中略)それをオバサンは湯がき、どんぶりにあけ、香菜とさつま揚げのようなものをのせて、汁をかける。一杯がどうやら一ドルのようだった。」
いかがでしょうか?
私はタコの足を切り売りしてくれるお店が日本にもほしいです。
塩味?それとも甘辛い味かな?
私は焼いたプリップリのタコをイメージしました。お酒が進みそう!
チャーシューハンはもう、ザ・幸福飯だよね。焼豚さえあれば何杯でもご飯が食べられる無限飯!
私は職場に弁当を持参しているので、いつかこのチャーシューハンもどきを作ってみたいと思います。
香菜とさつま揚げがのったソバ、これ日本の立ち食いソバのお店のメニューに入れてもいいんじゃないですかね?もしくは丸亀製麺のようなうどん専門店で採用するとか。
シンプルな香港スタイルのソバ、日本人の好みに合ってると思います。香菜も定着してるし。
この香港スタイルのソバが既に日本で食べられるなら、是非教えてください!食べに行きますよ~。
ということで香港・マカオ編については2回にわたって美味しそうな風景を紹介しました。
こういうご飯が食べられると、本当にワクワクするでしょうね。
次回はマレー半島・シンガポール編についてご紹介しますよ!