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社会とつながる学び 〜e-sportsの目的は遊ぶことではない〜

教育を本気で語る会の冒険大好きなカズです!
カズの学校にもe-sportsの風が吹いてきました!
企業との連携を通して気付いたことがたくさんあり、
ここでもやはり最上位目標は「共生」にするべきだと考えました。
e-sports導入に向けた戦略をまとめてみます!


1. 生徒主体のe-sportsイベント

e-sportsと言っても様々なタイプが考えられます。
当然、若い子どもたちの方がレパートリーが広いので、
選択肢は子どもたちに広げてもらった方が効率的です。
このようなイベントに関心が高い生徒に提案したところ、
「VRサバイバルゲーム」を推薦してくれました。

サバゲーといえば野山やフィールドでやるものだと思っていたカズにとっては、
室内でVRゴーグルをつけてやるサバゲーがあることに驚愕しました!
しかし、学校での実施には様々な制限がかかるので、
思い切って民間企業に協力を依頼してみようと決めました!

2. 阪南大学の前例を活用する!

サバゲーイベントの実施など、
カズにとっても未経験の分野です。
どのようなプロセスを踏めば開催につながるのか。
e-sports関連施設の方に相談したところ、
こちらの事例を御紹介いただきました。

阪南大学のプロセスについてお伺いすると、
カズにとっては目から鱗のことばかりでした!
全てのプロセスの共通点はカズの原点につながりました。
教師としてやりたいことは、
e-sportsのサバゲーよりも
社会とつながる学びです!
この学びが実現できるプロセスを、
順を追って説明します!

3. 最上位目標を見失わない

まずは、サバゲーイベントの準備から運営に向けて、
どれくらいの人手と機材と資金が必要なのか。
素人の生徒と教師には分からないことだらけなので、
一連のプロセスをイベントの後援に企業にレクチャーしてもらいます。
近隣の学校との連携や本校卒業生からの協力、
そしてスポンサーの獲得に向けた営業など、
学校の中では触れることができないビジネスの世界について、
最初に説明してもらいました。
勉強になることと同時に、
これこそが最上位目標だ!!
と、肺腑を衝いてくれました!
ICTと同じようにe-sportsも遊ぶことが目的ではありません。
最上位目標は社会とつながることです。
この目標こそがカズの原点です!

4. 打ち上げ花火で終わらないために

e-sportsイベントの開催が目標になってしまうと、
関係者だけが満足できればいいと思ってしまい、
継続性への配慮が失われかけてしまいます。
校務運営においても引き継ぎが中途半端なものが多く、
「前任者しか分からない」ような校務に、
カズは何度も苦しんできました。
それ以降、校務においては必ず引継書を作るようにしています。
エクセルの数式も万人に分かるシンプルなものを使っています。
「自分さえよければいい」ということがないように、
後継できるものを残しています。
今回のサバゲーも同じように、
自分たちが楽しければいいとならないように、
しっかりとしたイベントを作って、
主催生徒の後輩たちにも引き継いでもらえるような、
しっかりとした土台を作りたいと考えいます。
これはマサさんも言っていた
「打ち上げ花火で終わらない」ようにするためです!

そのプロセスでイベントの後援をしてくれる企業や、
スポンサーになってくれる企業への営業など、
社会とつながる学びになります!
この最上位目標を原点に置いたうえで、
後援してくれる企業へのコンサル資金を獲得すべく、
校長に交渉することとなりました!

次回はこの交渉への準備と流れについてまとめてみます!
まさに営業職の真似事のような体験を、
自身の勤務校で生徒と一緒にやってみました!
そんな機会を作ってくれた生徒と後援企業の方々には、
感謝の念に堪えません。
イベントの開催に向けて、トライアンドエラーを繰り返して前進します!

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