自未得度先度他を理解したかったために書いた文

分かりやすく私以外の人はみんな物だと仮定して
赤ちゃんの世界、つまりは投影によって対象(物に写した自分自身)と対話を行う場合
自立したい自分と依存したい相手という構図において
依存したい相手というのは、依存したい自分と完全に同義である

つまり自分の依存心を他者に投影した。ということである
自立したいというのは必ずしも本心ではなく、本心である依存心を他にぶん投げて、私は依存心を持ってないと主張するのである
自分の自立心が確立してないのに、相手の依存心を悟りに導いてやれというのは
結局は自分の依存心と向き合っているも同義ということである

自分は依存心を持っているが自立したい。と
自分は依存心を持ってないから自立したいでは、全然話が違ってくる
なぜなら前者なら、自分の依存心と向き合えば結果として自立が確立されるのであり
後者は自分の依存心から逃げ回っているだけであり、いつまでたっても自立心は養われない


赤ちゃんは投影という世界観で物事を見ている
つまり投影が発生するとき、私たちは赤ちゃん返りしている

赤ちゃん返りしているとき、赤ちゃんの世界観の中で、他者は存在しない
他者は自分を写したもの(投影)である

他者がどうにもならないと感じるとき
それは自分自身がどうにもならないのである

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