
古今東西の名探偵の思考法
古今東西といっても5人ですが、いわゆる名探偵の犯罪に対するスタンスの違いが見えてくるような名言を集めてみました。
(ほかにも発見したら増やしていくつもりです)
「ありえないことを消去していけばあとに残るのは、いかにそれが信じがたいものであっても、真実にちがいない」
「不可能なことが起こるはずはないし、したがって、外見は不可能に見えても、それはかならず可能なのです」
「ぼくはただ、あらゆる可能性を考えているんです。そして気ちがいといえども、われわれの関心から、除外したくないのです」
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」
「絶対に発見されない犯罪というものは不可能でしょうか。僕はずいぶん可能性があると思いますがね」
最後の名言は少し毛色が違いますが、全体的にどことなく共通点が感じられるのは気のせいでしょうか?
個人的な解釈ですが、あらゆる可能性を検討したうえで、本当に不可能なことを除いたところに真実が隠されている……そんな思考法は探偵小説において普遍的な気がします。
これが実生活で役に立つかどうかはわかりませんが……。
何か探偵小説を書く際の参考になればと思い、ここにメモしておきたくなりました。
お目汚し、失礼いたしました。