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なぜ連銀貸出は「スティグマ(恥)」なのか=資金マンの古い美意識の名残です

 米シリコンバレーバンク(SVB)破たんを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の「連銀貸出(Discount Window)」(注)が積極的に利用されています。こちらによると、15日までの1週間で20兆円弱も貸出が実行されました。この貸出でFRBの資産は拡大しますが、それが緩和ではないことは別途解説します。ここでは、記事にも登場していますが、「貸出がスティグマ(恥)」とみなされる理由について解説したいと思います。

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