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政府の円安けん制はなぜ変なのか=通貨政策が分裂する意味
政府が為替市場で進行する円安をけん制しました。先週末23日の米国市場で一時1ドル=144円近くまで円が急落したことを受け、神田財務官や松野官房長官らは「行き過ぎた動きには適切に対応」とけん制トーンを強めています。ただ、日銀が大規模緩和を行う中で、政府が円安をけん制するのは変なことなのです。「通貨政策」が分裂することを意味するからです。(補足=写真を入れ替えました)
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