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為替配慮への最初で最後の抵抗=1999年の日銀の拒否宣言

 岸田首相と植田日銀総裁が7日に会談。植田総裁は会談後、円安に配慮する姿勢を示しました。そして、日銀は13日の公開市場操作(オペ)で、国債買い入れの減額に踏み切りました。金融政策の為替配慮は今に始まった話ではありませんが、日銀はかつて配慮を拒否する宣言を出したことがあります。1999年9月、為替配慮への最初で最後の抵抗を紹介します。

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