「決定会合」より「三者会合」が重要?=おおむね為替に隷属する金融政策
財務省・金融庁・日銀は先月30日、国際金融資本市場に関する情報交換会合(三者会合)を開催しました。外為市場で進行する円安をけん制するためです。日銀は法的には為替政策にまったく関与しないのですが、金融政策の軌跡を振り返ると、おおむね為替に隷属してきたのが実情です。その意味で、日銀の金融政策決定会合より「三者会合」の方が重要かもしれません。
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