「踏み出せばきっと、音はそこにある」#VR_ize LAB Vol.1 私的ルポ
初めましての方は初めまして、そうでない方はご無沙汰しています。本郷みもみです。
今回は5/26-27に開催された「VIRTUALIZE REALIZE LAB」について個人的な記録です。
・「実験しましょうか」
VRChatとTwitchを会場としたDJイベント「VIRTUALIZE REALIZE vol.0」の開催からおよそ一か月、中々好転しない状況下で様々なイベントの中止や延期が告知されていきます。
6月に予告されていた「VIRTUALIZE REALIZE vol.1」も無期限延期に、ところが
実験回ということで「VIRTUALIZE REALIZE LAB」と評して技術解説とDJプレイを合わせて5/27-28に開催されることに、オンライン授業期間中で家にいる自分はもちろん両日とも参加することを決意。
2日目のDJ-DayにVRChatで参加するためにRTAした話は下のリンクにまとめたので省略!
・1日目 Technical-Day
1日目はDJリレー配信の解説を主体に技術班が配信をする「Technical-Day」
プログラマーじゃ無くても簡単にDJリレー配信ができるようになる方法を2つ解説即実践するとともに、現在VR_ize技術班が取り組んでいることの紹介を含めて約3時間に凝縮して配信していました。
途中で主催のFAIOさんが奇声を上げたり
技術班の一員であるmaguroさんが実演中に流した映像で笑ったりと
コメント欄も含めて和気あいあいとした雰囲気の中で知見を広げることができました。
配信時間中は内容の概説を理解しようと試み、配信終了後復習を兼ねて紹介された資料群にも目を通しながらリプレイしてみるとまた新たな発見があったり。
「配信してる人たちってマジですごいんだなぁ……」と思うと同時に、こういった情報を積極的に開示していき、もっといろんな人に広まってほしいという姿勢に共感を得ました。
・2日目 DJ-Day
そしてやってきたパーティーのある夜。前日までにVJの二人が告知してた内容を簡単におさらいするとこんな感じ。
ど う し て
正直言って怖かったです、マッドサイエンティストに人体実験されるんじゃないかって、結果からいうとそんな恐ろしい事態はありませんでした。
自分は実在・VRC内を問わずクラブ(のようなもの・生ライブ系を含めて)に一切行ったことがなく、多大な好奇心と若干の恐怖心を抱きながら会場へ。
VRoidで作った自アバター(夕凪 柚衣ちゃんと名付けました)と共に!
まず初めに単刀直入な感想を
「これがクラブなのか……めっちゃ楽しい!!!」
今までは配信をTwitchやDiscord等で見てるだけでしたがVRC内では「距離」や「周囲の声」という周辺情報がかなり多く、参加者みんなでこの場を共有し楽しんでいくというその空気自体が好きになって
いい音が鳴ったら最前にダッシュして声を上げたり
ちょっと疲れたら後ろの方や2階からゆったり眺めたり
同じ「音」を聞きに来た同志やさらには演者まで一体となって盛り上がったり
VRChat特有の機能としてfriendのみのワールド(正確にはインスタンス)が作れるので身内のみの空間で落ち着いて楽しんだり
意味深げな次回予告の映像に驚いたり
結局この日は3時ごろまでずっと誰かと喋ったりして余韻に浸ってました。
・まとめと感想
まずクラブ体験自体について
「なんでいままでこんな素敵な空間を知らなかったんだろう」
終わった後にそう思った自分がいて、クラブでの体験というのは刺激的で、それでいて楽しくて、また楽しみたいという思いでいっぱいになってます。
次にイベントの運営について
「多くの人の努力の結晶で出来上がってるものは素晴らしい」
これは特に1日目のTechnical-Dayの時に思ったのですが、これだけ多くの人を動かすイベントに携わっている人たちは見えるところでも見えないところでも努力しているんだなってのがわかって応援していきたいなと。自分にできることは当日を楽しむことと、こんな風に文章で伝えていくしかないかもしれませんが。
初めてのクラブ体験で場を作る演者や参加者、裏でいろいろ支えてる技術班やスタッフ、その両面の良さを知れた二日間。ありがとうございました!!!
読者の方々も最後まで読んでいただきありがとうございました。本郷みもみでした。