ツール、完成(プロトタイプ)
先週の記事で、「PCの性能が上がったから手動で定跡作るのは限界、自動化を進める」という方針に決めました。そこで、定跡作り作業に当てていた時間にツール作りをすることとしました。
寝ている間と会社に行っている間はPCが空くので、その時間は変わらず対局を回していました。定跡作りツールとの兼ね合いで、どっちみちジリ貧な棋譜は除外したいので、投了値は500にすることで、1日あたり40局くらい棋譜ができるペースになりました。
今までの定跡作りは、対局で.kifファイルを生成→神ツール「Blunder.Converter」でsfen形式に変換→やねうら王のmakebookコマンドでやねうら王定跡ファイルに変換→将棋GUIで棋譜を確認し、定跡抜けた直後の手を検討してその結果をワッフル定跡本体にコピペ、という作業をやっていました。
ツールを作ったことにより、対局で.kifファイルを生成→居飛車の手を除外&sfen形式に変換(ツール1)→ワッフル定跡本体にない手だけのやねうら王定跡ファイルを出力(ツール2)→それをワッフル定跡本体にコピペ、というように手作業を一気に省略できるようになりました。
まあまだ実際に新しく生成された定跡がどんなものなのかは不明というのと、ジリ貧または飛車を振れない手順の修正は別途必要ですが。
今週は白ビールにてワッフル定跡ありなしで対戦した棋譜が150局、水匠改にてワッフル定跡ありなしで対戦した棋譜が100局あり、そこから約5000手くらいの定跡ができました。この定跡を合流させて何サイクルか回して、様子を見たいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?