開発用PC、Ryzen 7 3700Xで組み直し、復活!

昨日7/7(日)の夜、Ryzen 3000シリーズが発売になりました。

レビュー記事がいろいろと出ています。

昨日の夜は味の素スタジアムに東京対ガンバ大阪の試合を観に行っていたので、今日の午前に買いに行きました。

3900X、3800X、3700X、3600Xなどラインナップがありますが、上記のレビューや以前の検討どおり、3700Xのコスパがかなりよさげだなと思いました。

そこで以下の買い物をしました。

CPU: Ryzen 7 3700X(だいたい4万円くらい)

マザーボード: MSI MPG X570 GAMING PLUS(だいたい1万7000円くらい。本来は2万円くらいでしたがRyzenとMSIのセールで3000円引きでした。)

そしてさっそく組み立てるため、以前のPCから古いマザーボードを外して、電源ケーブルを整理したり、ほこりを掃除したりしていました。

今回買ったマザーボード、ミドルクラスの製品で手頃だと思って買ったのですが、ゲーミングとつくからか、オーバークロックも意識しているようで、CPUの補助電源ケーブルが8ピン+4ピン仕様になっていました。以前のマザーボードでは8ピンのみでした。つまり、今までの電源ではケーブルが足りません。今までの電源は相当昔(さらに1代前から使いまわしている)のものなので、この際いいのに替えようと。さらに、メモリも使い回すつもりでいたのですが、同じDDR4であっても時代遅れでした。持っているのはDDR4 2133で、Ryzen 3700XやX570チップセットでは遅すぎて足を引っ張りかねません。そこで今安くなっているということもあり、メモリも買うことに。

そこで同じお店でまさかの2回目の買い物をしました。

電源: Antec Neo ECO 750W GOLD(1万円弱)

メモリ: CFD Selection Crucial DDR4 3200 16GBx2(だいたい1万8千円くらい)

予定外の買い物もありましたが、まあ仕方ないというか。レビューの記事にあるとおり、上から3番目の3700Xですら、Intelの最上位の9900Kに匹敵するらしいので、その性能を落とすような選択はもったいないです。

想像していたよりもCPUクーラーがごつくて、しかも光って派手すぎると思ったのですが、とても静かで取り付けも簡単で、色も勝手にグラデーションしてきれいなので、おまけのクーラーとしてはなかなかよいものなのではないかと思います。

前のPC、Windows Updateの途中で電源断という状況でしたが、そのSSDをそのまま使って起動できました。そこは本当にありがたかったです。(せっかくRyzen買ったのに、Windowsが壊れてて起動しないというオチも十分想定していた)

さっそく将棋GUIを起動して、8コア16スレッドや、32GBメモリの威力を実感したかったのですが。とりあえずの設定では、KPPTでは最大10MNPSで平均7-8MNPSで、NNUEでは最大9MNPSの平均6-7MNPSくらいかなという印象です。

ただ、将棋エンジンに割り当てるスレッド数によって、CPUクロックが変わります。12スレッド以上だと3.8GHzで、6スレッドだと4.0GHzでした。そしてCPUクーラーは後者の方でだけうるさくなります。割と多くのスレッドを使うと、CPU使用率としては高くクロックは低め、少ないスレッドだとCPU使用率が少なくクロックが高い(熱も多く出るからクーラーもうるさい)という状況です。トータルで一番NPSが出るのは何スレッドなのか、正直よくわかりません。また、AVX2のスピードがどうなっているのか。SSE2版とAVX2版でどれくらい差があるか等、そこもよくわかっていません。

現在のところは、約9万円をかけてアップグレードされたPCには満足しています。(というより、さくさく動くPCが手元にないととてもつらく、それが解消されたのが何よりうれしい)今後は、一般的なRyzenの情報も出回るでしょうから、それと合わせてコンピュータ将棋向けのセッティングも詰められればなと思います。

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