2024年9月にクリアしたゲーム
9月にクリアしたゲームたちです。21本。
世界滅亡共有幻想マミヤ
プレイ時間:17時間
世界の滅亡が予言された年の東京で、友人の葬式に参加したところから始まる、現実と空想の間でもがく少年達のビジュアルノベル。
ストーリーは有料DLCまで含めて完結するので、本編未所持ならCOMPLETE COLLECTIONバンドルでの購入がおすすめ。(2024/11/22追記:コンプリートバンドルにアートブックも入ってゲーム目的では割高になってしまったので、本編とDLC『DoomsDayDreams』をご購入いただくのがいいかもです)
めちゃくちゃ良かった。心の柔らかいところにぐっさり刺さるような丁寧で胸に迫る心理描写と、高低差の激しいジェットコースターみたいな展開。
世間の目の中で生きづらく過ごす少年達の心の傷や逃げ方、いなし方、立ち向かい方に心を揺さぶられ続けてた。春樹と湊が特に好き。リョウも好き。まゆりも好き。
オーラスのエンディングだけちょっと納得いってない部分があるんだけど、そんなの無に帰すぐらいそれまでのすべてが良かった。納得いってない部分は世界観への理解不足な気もするので設定資料集出してください。買います。
とにもかくにも出会えて良かった。本当に面白かった。この世に存在してくれた空想よ、ありがとう。
8月32日の水族館(早期アクセス)
プレイ時間:13分
水族館が舞台の8番ライク。
ホラーと言うよりチルいウォーキングシミュレーター。それを求めて買ったのでわたしは満足。遊んだときは正式版だったけど後から早期アクセスに変更された。実績や異変ギャラリーなどの実装予定があるみたい。
ホラー要素が少ないと言われた8番出口よりさらにホラーがない。むしろ異変が起きれば普段いない海の生き物が見られて嬉しいまである。オジサンかわいい。
Dead Cells
プレイ時間:10時間
ローグライトとメトロイドヴァニアを組み合わせたアクションプラットフォーマー。武器や能力のアンロックと、移動用能力の永続取得がある、死んだらやり直しな横スクアクション。
高難度と聞いていたので手を出す予定はなかったんだけど、やり込んでる人達に見守ってもらいながら遊べる機会があったので挑戦してみた。ら、想像の50倍ぐらい遊びやすくて楽しかった。クリア後に開放される高難度をやったら別なんだろうけど、初期の難度ならガバ操作でもわりとなんとかなったし、ふと手に入れた武器が思いがけず強くて気持ちよくなれたりした。
ラスボスまで行くのはちゃんと難しいんだけど、「クリアしてほしいから」という理由で公式が用意してくれたアシストモードがあるので安心。わたしは5時間ぐらいアシスト無しで遊んだ後、心が折れる前に残機無限のアシストをオンにして1時間でクリアした。残機無限でもその場で復活できるわけじゃないし、ビルドが悪すぎたら敵が倒せず進めないなんてこともあるので、緊張感や体験はそんなに損なわれなかったな〜と思ってる。被ダメや敵のHPをいじる項目もあるので多分誰でもクリアできるはず。
ドット絵が綺麗で動かしていて楽しいし、音楽も素敵。あと敵を倒したときのエフェクトが派手めで好き。楽しかったからスタッフロール見た後もしばらく遊んじゃった。難しそうだからで避けてる人は買って良いと思う。良いゲームだった。
魔方谏言
プレイ時間:30分
独特な絵柄の短編3Dパズルゲーム。日本語非対応。無料。
ステージでキューブを探すパートと、見つけたキューブを整えてアイテムを取り出すパートがある。全4ステージ。
探索パートは毎回やることが違うんだけど、簡単な絵付きで説明してくれるので言葉がわからなくてもギリなんとかなった。リズムゲームっぽいやつは判定がシビアすぎてつらかった。
キューブ整えパートは透明なルービックキューブと見せかけて、スライド回転以外にブロック入れ替え操作ができるのでちょっと違う感じ。
特別おもしろいってわけでもないんだけど、とにかく絵柄が素敵なので触ってて気分が良かったな。
Together in Between
プレイ時間:4時間
閉じ込められた本の中から脱出する、二人プレイ専用の協力パズルゲーム。相手の画面を見る機能が標準でついているのがちょっと面白い。
モノクロで表現された世界が独特でおしゃれ。目が痛くならないようにコントラストを調整できるようになっている。ただキーアイテムが見づらすぎるのが難だったかも。
序盤にチェス・プロブレムが配置されている。いったん放置して進めればヒントが得られるんだけど、かなり目に付く場所にどーんと存在しているのでモヤモヤしちゃうチェスわからない民はそこだけSteamガイドなどに頼ってもいいかも。(一緒に遊んだ人はゲーム内ヒントあっても見方がわからないって言ってた)
パズルゲームとしての難度は、協力パズルは普通ぐらい、終盤にある「これ協力プレイでやる必要あるか……?」って感じのパズルが気持ち難しめだった印象。進行不能バグなども起きちゃったのでそんなにおすすめは出来ないんだけど、協力パズルというのは気の合う人とやれば全部楽しいものなのでわたしは楽しく遊べた。
ゴースト トリック
プレイ時間:8.2時間
ある夜街の片隅でタマシイとなって目覚めた主人公が、自分が何者だったのか、誰になぜ殺されたのかを知るために、死者のチカラを使って追跡していくミステリーパズルADV。
パズルはタイミングがシビアなことがあるけれど大体は軽い頭の体操が出来る感じ。ピタゴラスイッチを起こせて楽しい。
コミカルな空気を保ちながら色んな人の死の運命を書き換えて、追っている事件がどんどん大きくなっていく展開をワクワクしながら楽しめた。登場人物みーんな癖が強い。
イヌがめちゃめちゃかわいいしネコもかわいい。面白かった。
Hazy Mind
プレイ時間:70分
記憶を失った少女が、そばにいた謎めいた女性と共に自分の状況を探っていく精神的ホラーなビジュアルノベル。
こころの病気をテーマとしたもので、曖昧に混濁していく認知の描写が恐ろしかった。自殺描写や、何かの基準に足りていないことを登場人物に強く責められるシーンなどもあるので、そういったシーンを自分事と捉えすぎてしまう人はやらない方が良いかもしれない。読んでいて、これ刺さりすぎる人が読んだら精神状態悪化しそうだな……と感じるシーンがあった。
翻訳は基本的にとても綺麗なんだけど、中盤に一部ごっそり未翻訳な箇所があるのでご注意。
一応用意されているグッドエンドをグッドと捉えられるかは受取手次第だと思うんだけど、わたしは主人公の小説が好きなのでしばらくは大丈夫であってほしい願ってる。お大事に。
To the Moon
プレイ時間:3.2時間
臨終患者の記憶を書き換えてハッピーにお見送りする会社に勤めるふたりが、「月に行きたい」と願うけれどその理由が思い出せない老人の記憶を探って望みを叶えるツクール製のADV。
使用されている日本語フォントが初期状態だと表示されないという問題があるので、インストールフォルダのTo the Moon>Fontsの中にある「MotoyaLMaru」と「MS Gothic」をインストールしてから開始した。方法をご紹介くださっていたいくつかのレビューに感謝。
起こったことを少しずつ遡っていく演繹的な構成が面白かった。しっとりした空気感を演出するBGMも素敵。ハッとさせられるセリフも時折あって良き。ニコラスとても好きだな。
ただ素直に感動していい終わり方なのかはけっこう悩んじゃった。悩みすぎてそもそもこの会社が……? とまで考えたところで、次作(Steam版日本語未対応)では記憶を書き換えること自体もテーマとして踏み込んでいる、という情報を見つけて、そこを無視する作品じゃなくてよかったなあという気持ちになった。Steam版も日本語対応して……。
ピクセルクロス 牧場物語エディション
プレイ時間:35時間
牧場物語シリーズとコラボして作られたピクセルロジックパズル。
全270問+コラージュパズル5枚。牧場物語のキャラや作物、動物たちなどがモチーフになっていて、該当するパズルをクリアすると図鑑に登録されていくファンには嬉しい設計。進行度に応じて背景の牧場が充実していくのも良き。
パズルのマスは最大でも20×25なのでそんなに大きくない。ほどよく悩みながらトントン解いていける感じ。
完成するドット絵はけっこう……荒くておもろいかんじ……(失礼)。結婚候補や町の住人などキャラモチーフのパズルがたくさんあるんだけど、大体おかしな仕上がりで笑っちゃった。もうちょっとなんとかならんかったか……? という気もするけど、パズルとしての楽しさは損なわれていないし、図鑑でカバーしてるからこれでいいのかも。
Lonesome Village
プレイ時間:8.5時間
謎の塔に閉じ込められてしまった村の住人を救うべく、コヨーテの少年が塔の謎を解いていくパズルADV。
塔の中のパズルを解いて、像の封印を解いて村人を救出して、次の層に進んでまたパズルを解いて……というのを30階まで繰り返していく。途中に「やさしさ」がないと進めない層や供物がないと進めない層などがあるので、村に降りて住民を助けたり、冒険してアイテムを集めたりするフェーズが入る。
キャラがかわいいし塔と村を行き来するのも面白かったんだけど、操作性が悪いのと翻訳がガバすぎるのが残念だったな。コヨーテくんの動作がゆっくりなので、せっかちさんには向かないゲーム。
パズルの難度はかなり低め。ただラスボスに少しだけアクション要素と制限時間付きパズルがあるので、ゲームが苦手な人でもどうぞ、と言って良いのかはちょっとわかんない。
CalorieMate LIQUID FOR GAME CREATORS
プレイ時間:30分(挫折まで)
あのカロリーメイトが突然出してきた3Dプラットフォーマー。冷蔵庫からゲームクリエイターの手元まで移動して、栄養の足りないターゲットに飲んで貰うのが目標。2025年3月11日までの限定配信で、無料。
大塚明夫さん、津田健次郎さん、伊藤未来さんなど豪華声優陣がカロリーメイトに声を当てている(???)。
フィールドにネタがいろいろ仕込まれていて、対象のものに触れるとフルボイスでコメントをしてくれるので歩き回るのが楽しい。
死ぬとスタート地点に戻ってしまうのでわたしのようなアクション苦手勢は心を折られるんだけど、少し触るだけでも楽しいと思うので遊んでみてほしい。大企業のパワーを感じる。いい広報。クリアは出来なかったけどカロリーメイト買います。
シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island-
プレイ時間:5.3時間(本編4時間ぐらい)
自殺した大富豪の死の真相を明かすため、良くも悪くも名の知れた探偵と完全記憶持ちの相棒が『シロナガス島』に乗り込むミステリーADV。
ジャンプスケアやちょっとグロい挿絵などがあるので苦手な方はご注意。ストアページに書いてないけどホラーミステリーだと思っておいた方が良いかもと思う。
誰が敵か判然としない孤島の洋館を調べ回るのがなかなか怖かった。探偵がなんか妙に運が良くて体も強いのでそれで怖さが緩和されてた感じ。こいつなら大丈夫だろうな感、良き。
作者の癖(へき)を感じるゆるめのパートや手に汗握るようなアツいシーンもあって、短い中にぎゅぎゅっと魅力の詰まった作品だった。
ノーロンガーホーム
プレイ時間:95分
南ロンドンの片隅で、大学卒業に向けて、共に過ごしたアパートから引っ越す準備をしているふたりを描いたADV。
モラトリアムの終わりに漂う未来への不安や、これまでの選択への後悔、終わりの近さを感じながら楽しく過ごすことの切なさとか、そんな憂鬱ながらに青々とした感情を描いた叙情的な物語だったと思う。
この作品は「開発者のふたりがさよならを言ったときの気持ちを模索し表現したもの」ということで、準自伝的な意味合いがあるそう。この作品が世に出されたということが、このゲームの居心地悪くふわふわした心の行き着く先なんだと思うとちょっとほっとできるような気がした。
Folie Fatale ~病ンデレ男に堕とされる~
プレイ時間:3.4時間
ある日学校に着くと下駄箱に色んな人からのラブレターが大量に詰め込まれていた、というところから始まるヤンデレだらけの乙女ゲーム。流血・死亡描写その他諸々有り。
攻略対象は5+1人。各人3つずつエンディングがあり、一人分のコンプにかかる時間は30分ぐらいなので、サクッとヤンデレを楽しめる。わたしのヤンデレのツボが少なすぎるので刺さらなかったんだけど、キャラ絵がかわいいのでそれだけで嬉しかった。
寛解エンドが好きなのはリトくんと眞白くん。ぜんぶのエンドがこわいのは神田先輩。
一箇所ゲーム中に答えあったっけ? と思うような設問があって答えられなかったのが心残り。前作と関連があるという情報を見て調べて、それっぽいのを入力してみたけど何も起こらず……何だったんだろう。
Lacuna – SFノワールアドベンチャー
プレイ時間:3.5時間
CDI捜査官の主人公が、警護していた別惑星の外務大臣が殺害された事件を追うSFノワールADV。
重要なアイテムや人をハイライトすることが出来たり、推理は用意されたシートを穴埋めするだけでよかったり、色々と遊びやすくてよかった。実績を見るとエンディングが8種類ぐらいありそうなんだけど、オートセーブのみでやり直しがきかないため、ちょっと気になっても確認する気力が湧かないのは惜しいところ。
ただ自分の推理を信じてCDIの仲間達が動き出すシーンなど、推理や選択をミスっていたらおしまい感のある場面で手に汗を握りながら成り行きを見守ることになったので、いい緊張感が味わえたと思う。
翻訳の品質はとても良い。惑星間の戦争が起こりそうな状況にハラハラしながら、つかの間の休息では元奥さんとの関係性に悩むなど、ドラマチックな世界に入り込んで楽しめた。
Bunnies Huddled Together
プレイ時間:4.2時間
かわいいうさぎさんのジグソーパズル。
シルエットを埋めるようにうさぎさんを敷き詰めていくものが8ステージ、2分割されたうさぎさんを合体させていくものが6ステージ、ニンゲンの側にうさぎさんがくっついている絵を完成させるものが9ステージ+1の全24ステージ。
ピースの数は多くても80ぐらいなので、わりとサクサク埋めていける。うさぎさんの耳の形とか背中の丸みとかを見ながらどの子がハマるか考える時間がしあわせだった。ずっとかわいい。
LunarLux
プレイ時間:11.2時間
謎のモンスターと戦い市民を守って過ごしていた戦士ベラが、接近してくる彗星から月を守るべく、文明の謎を解き明かしていく宇宙ファンタジーRPG。
戦闘のたびに弾幕回避ゲーをしなきゃいけないのが難しくて大変だったんだけど、キャラが強くなるごとに少しずつ戦いやすくなっていくのが感じられて良かった。主にクエスト報酬やアイテムでキャラが強化されるので、フィールドに仕込まれた謎解きなど、「これを見つけて戦闘を楽にするぞ……!」という気持ちで探していけて解き甲斐があった。
絵がとってもかわいくて、新しいキャラが出てくる度にわくわくしたな。メロディーちゃん大好き。時々ストーリーが駆け足すぎてびっくりしたけど、王道を往く感じなので物語に置いて行かれることはなかった。
続きがありそうというか、ないとおかしい感じの終わり方だったのでいつか出るといいな。
Keylocker | Turn Based Cyberpunk Action
プレイ時間:22.8時間
音楽の禁じられた世界でなお音楽を愛していたカースト最下層民の少女が、双子の兄やバンドメンバーと共に体制に抗っていくサイバーパンクなリズムJRPG。
翻訳がめちゃめちゃ良い。元々のテキストでもハイセンスなものを、日本語訳でもそのまま味わわせてくれているんだろうなと感じられる素敵な言葉達だった。フィールドに存在するいろんなオブジェクトに触れて、そのどれもで小粋なコメントが楽しめる。もちろんキャラクター達のセリフもおしゃれでドキドキした。良い言葉に触れたときって特有の高揚感があるよね。
世界観の広がりがすごくて一周した今でも半分ぐらいしか理解出来てないんだろうな~と思うし、戦闘が難しすぎてソフトパンク(イージーモード)でもつらかったけど、最後までやってよかったな~と思う。
実績を見るにエンディングは4種類ぐらいありそう。道中の選択肢には本当に答えを悩んでしまう質問もあって、これで良かったのか不安を抱えながら進めるのもまた味わい深かった。良いなと思えるエンディングにたどり着けてほっとしたな。ロケット大好き。
ちょくちょく差し挟まれるライブパートの音ゲーも楽しかった。音楽がめちゃめちゃ良いし、ノーツに音が割り当てられてるタイプ(失敗すると音楽が崩れるやつ)なの個人的にとても好き。
Machinika: Museum
プレイ時間:2.5時間
博物館の研究員として、預かった地球外文明の機械を解析・修理していくパズルゲーム。全9ステージ。
この手のパズルとしては珍しいぐらい難度が低かったような気がする。不思議な機械を次々と解析していくのが楽しかった。
それ室内で組み立てるの危険じゃない? ってものまで室内で取り扱ってて笑っちゃった。翻訳の口調もたまにカジュアルになるのが良い味出してた。サクサクっと解いていけるリラックスパズル。良き。
Help the Cats
プレイ時間:85分
キュートなネコちゃん溢れる世界で指定された物を見つける探し物ゲーム。日本語非対応だけど、見つけられなかったときに一文のヒントを読むぐらいなので特に問題なく遊べた。
探し物をしながらネコちゃんと戦ってるタコを倒すステージなどあって、なるほどこれがHelp the Cats……って勝手に納得していたんだけど、ボスステージは全14ステージ中の2つしかなかった。もうちょっとあってもよかった気がする。
この手の探し物ゲームの中ではボリュームに対してお高めかも。ネコちゃんがかわいいからヨシという説もあります。
NUTS
プレイ時間:3.6時間
ダム建設を阻止したい博士の依頼を受けて、森のリスたちの生態調査をする一人称視点のリスさん監視ゲーム。
昼間にカメラを仕掛けて、夜に録画を確認し、リスの向かった先にまたカメラを仕掛けて……という地道な作業を繰り返し、リスの住処などを割り出していく。
けっきょくダム建設はどうなったの? とか、あのリスがため込んでた危険物何なの? とかストーリー的にすっきりしない部分は多々あるんだけど、ちょこまか動くリスを追いかけるのがゲームとして楽しかったのでまあいいかの気持ち。
おわりに
今月の心に刺さりすぎたゲームは世界滅亡共有幻想マミヤ。
こういう、世界観説明が作中でも濃厚に為されてなお設定資料集まで欲しくなるような、奔流みたいなノベルゲームを久しぶりにやった気がしてすごく嬉しくなっちゃった。めちゃめちゃハマったわたしでさえ手放しですべてを絶賛できる作品じゃないと思っているし、人によって合う合わないは当然あるだろうけど、わたしにとってはやっと出会えた宝物みたいなノベルゲーム。この作品のこともっと全部知りたい。出会えてよかったなあ、本当に。