世界に散らばっている, スターダスト. 星屑.
いよいよ光が街を彩ってきたので, 再度書いておこうと思う. 波と光への憧憬や恍惚さを常に感じながらより美しい瞬間を探している.
我々が“見えている”, “感じられる”というのは絶妙なバランスで受け取れるようになっている. 人体の神秘性とでも言っとこう.
まず, その均衡.
実在しているように感じるものたちを認識できるのは, 波が情報として五感のいずれかを介しているから. その波がこの世あるものに反射することで形を変える, あるいはテクスチャーを帯びる. その瞬間, 世界がとある地点にだけ見えたり広がったりする
変幻, 跳梁跋扈.
最後に, 共存して共に詫寂. 不揃いな自然. ある幽玄性を帯びていくような, ノイズと言えるであろう異質同士の共存. 不揃いの共存を詫びる風情.
そして, 不協和音.
それを称して, よく僕は煌めいているようで虚ぎ, 不揃いな共存を侘びて完全に魅せるこの”世界”が僕の生きている世界と一瞬だけ交わって時空間の果てを拡げる.
と言っている. 僕だけが美しいと思うものを今日も探して.