生命の残響よ永遠に。
巨匠が次々と去っていく諸行無常を思いに馳せながらこの世に残された作品という遺品整理をする。
昨年から今年にかけて、音楽の巨匠が次々と世界各国で旅立っているのは哀しき悲報だ。
彼らの残響を聴きながら僕たちは今日も生きるのだろう。
先人が残した針先に何を付け足せるのかを考えて放棄して空に帰って。
意図して渡されたわけでもないバトンを非意図的に受け取った人々は今日も奏での階段を登っていく。潜在の奥にまで浸った美しいメロディーが生命をより一層煌めかせるのかもしれない。刹那の一生を響き渡らせて。
踊り手としても1人の人間としても。
多大な影響と感銘に感謝致します。
謹んで。