おいも殺害

「ひと目見るだけで伝わる」ということの大切さ 2

日本語は漢字、平仮名、片仮名の3種類の文字の混じる唯一の言語だそうですね。
伝わりやすくするために、あえて漢字で書かず平仮名表記にすることがあるのは、みなさんもご承知のことと思います。これを「漢字を開く」なんて言いますが。
特に新聞の見出しなどは、文字数に制約のある中、目に付きやすさ、読みやすさを重視するのだろうと拝察します。

ところで私がまだ学生だった頃、とある凶悪犯罪が起きました。

犯人は自分の身内を次々に殺していっていたのですが、調べをすすめると、なんと甥っ子までも手にかけていたことが分かりました。
新聞では一面でそのことが報じられています。

そこで、見出しの画像です。

「おいも殺害」

おいも

お…いも…?

お芋殺害事件!?

「甥」と言う言葉を読めない人が多いとお考えだったのでしょうか。
漢字を平仮名に開いたせいでたっぷり5秒以上は考え込んでしまった例です。いくらなんでもそれはないだろう…と思った出来事でした。

ルビをふる、というのではダメだったんでしょうかねぇ…

古い記事ですがこんなnoteも書いていました。よければどうぞ。


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