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草さえ生えなくて、文字通り「草も生えない」

■今夏も暑かったですね

今年も猛暑で、体どころか地球そのものが干からびてる感じがしますよね。
田舎で家事代行をしていると「庭の草取り」という仕事もかなり承ります。
田舎といえば土地があり、田舎特有の「敷地面積の広さはステータス」という価値観から大きな一戸建ても多いもの。
そのようなお宅にお住まいのご高齢夫婦。若い世代は都心にマンション暮らしでなかなか実家には寄り付きません。
若い頃なら自分で草取りもしたでしょうが、その年齢では庭にかがむのも一苦労。まして炎天下での作業など無理。
ゆえに家事代行業者の出番、となるわけです。

※ちなみに申し上げると、庭師さんたちも高齢化が進み、後継者不在のところも多く、「夏場の草取り」は理由をつけて断られているようです…

※さらに…7月8月の草取りはお断りする家事代行業者もいるようです…さすがに死ぬ暑さなので、ご理解ください…(私は何とか承りますが…)

話を戻しまして。
夏場の草取りは、本当に大変。息も絶え絶えの人間様と違い、雑草の生命力の強いこと!

ところが、ですよ。

ここ数年(間違いなく去年にはすでに)、夏場の雑草が死滅し始めました。

■「除草剤でも撒きました?」という庭が増えた

今朝も地元では町内会の地域清掃がありました。
最後に路上の草取りをするのですが、皆が口を揃えて
「あら、誰がが除草剤撒いてくれたのね」
「ありがたいわ、草が枯れてて抜きやすい」
と言うのです。
「いや、それ、単に暑すぎて草が枯れてるだけですよ」というと皆さん驚かれてました。
(だって地域全体の路上に除草剤撒いて歩く人なんか、いるわけないでしょ…)

明らかに除草剤撒いてるレベルに草が枯れてます。
毎年、他家の庭の草取りをしていると分かるのですが、こんなの異常です。
今までは「草の成長が止まる」くらいはありました。
あと、「日中は(暑くて)蚊が飛ばないな」とは思いました。

けど雑草が死滅するってなかなかないですよ。

■まさしく「草も生えない」

ネットスラングでは「笑う」の代わりに「w」とか「www」の文字を使い、その様子が「草が生えている」ように見えることから「笑う=草生える」という言い回しをします。
そこからさらに転じ、「笑えない、面白くない」のことを「草も生えない」というのですが、

雑草も生えないこの地球の暑さ、
まさしく「草も生えない(笑えない)」事象ですね…。

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