富山でニホンミツバチを飼いたい
どうも、はちみつさんです。
去年2021年からなのですがニホンミツバチを飼いたいと思っていました。
ミツバチには、セイヨウミツバチとニホンミツバチという大きく2つが採蜜種として存在します。
前者は長い歴史の中で築かれた育成種であり、手間はかかりますがある程度狙って蜜を採ることができます。
一方の後者は、日本に自生する完全な野生種であり、人の思うようにはいかなくはありますが、特性を理解し寄り添うことで採蜜も可能とのことです。なにより魅力はあまり手間がかからないということでそれに惹かれて、よしニホンミツバチを飼いたい、と思ったわけです。
ですが、世の中そうそう甘くはありません。
野生のニホンミツバチを捕まえようとするのですが全然いないのです。
そういえばニホンミツバチはネオニコチノイド系の農薬に弱いと思い当たり。富山の農地の大半を占める水稲と大豆に散布されていると思い当たり。
ニホンミツバチは群を育てるに悪いと判断した巣はさっさと引き払うという性質があるようで、詰まるところ富山の平野部にはもういないのではないかということです。
ネットで探せばニホンミツバチの群が売っていないこともないのですが、先述の通りニホンミツバチは巣を引き払ってどこかへ行ってしまうことがあるため、買ったところですぐに逃げられてはと思うとおいそれと数万を払う覚悟が決まりません。
はてさて、どうしたものか、、、。
そんなおり、灯台下暗しとはよく言ったもので山手の実家のご近所に私の恩師の、贅沢に木材を使ったおうちがあるのですが、なんとそこにニホンミツバチがいるというではありませんか。
初夏になると分蜂して、郵便局員さんからクレームが来るものだから困っていたと。
もちろん私は言うわけです、「先生!その蜂、私が捕まえてみせましょう!!」。
ということで今年2022年の分蜂期、だいたい5月ごろですかね、に分蜂したら教えてもらえることになりました。楽しみです。
ちなみに、岐阜県の方とお話しする機会があって同じように聞いてみたら、昔から木をくり抜いた巣箱で飼っていたとのこと。余裕ができたら是非みせてもらいたいものです。