なりかの生い立ち。その2(番外編)
こんばんは。
今日もびっくりするほど元気ななりかです。
さて。なんだかんだで5日連続更新ができている喜び。
うれぴーでやんす。ありがとうございます。
実はInstagramやコメントで書いてほしいとお題をチラチラいただいております。
有難い限りです。ありがとうございます。
いただいたお題について書こうかな。と思っていたんですが…書き始めた時間が遅くて(いつもギリギリ)
このテーマはゆっくり大切に時間を作って
丁寧に書きたいと思っているので今日は
本当に誰が興味あんねん。まだ続くんかーい!の
なりかの生い立ちその2(番外編)をお送りしようかと思います。
眠れない人だけ読んでみよう。笑
それではいきます。れれれれれりごー!
小学6年生から中学生
なんでわざわざ小学6年生の中途半端なアウフタクトみたいなとこから書き出したかというと(カタカナスルーしてください。分かる人はにんまりしてね)
小学6年生の頃に体験した大恋愛の話を書きたいと思ったからです。
(ねえこれ本当に需要ある?…書くけどさ。って書くんかい。)
お相手は委員会が同じということで(あるある図書委員)仲良くなった金城くん。
金城くんは当時わたしの属する仲良しグループ4人中、2人が好きだと言っていた人気者でした。
(わたしは屋宜くんが好きでした←)
あるとき
「なーりーって金城くんと同じ図書委員でしょ?いろいろ話しかけてなんでもいいから情報探ってきて!」
と謎の依頼を受けました。(うわーめっちゃ小学生っぽい。こら。)
素直だったわたしはその依頼のもと、情報を探るためにいろいろ話しをしてみます。
と言いましても小学生なので
知られる情報なんて兄弟構成とか、好きな歌手とか
そんなくだらないことだったと思うんですが
当時はそんな小さなことが
世界のすべてかと思うほどに大事なことに思えたんですよね。
何も知らない金城くんとそんなとりめのないお話を続けていると、
わたしたちはなかなかに共通の関心事があって(お)
お互いの価値観が近いこともわかり(おやおや)
いつしかわたしは彼と話す委員会の時間が楽しみになっていました。
いやー。いいヤツだな金城くん。そらみんなから好かれるのもわかるわ。
しみじみしながら、自分の中に芽生えた淡い気持ちを見ないようにしていたころ
…
ある日わたしは金城くんからの告白を受けてしまいます。
しかもその告白の仕方が
「なりかー。わかってるかもしれないんだけどさ、
俺、なりかーのことが好きだわけ。
よかったら俺と付き合ってほしい」
…
好きなんだけど付き合ってほしい!?
これ小学6年生のセリフ!?!?!?笑
びっくりしてしまったのですが、彼に惹かれていっていたのも正直なところ。
その男気のある告白の仕方に一気に心を持っていかれてしまったわたしは
「わ、わたしで良ければお願いします…」
とお返事をしてしまったんですね。
彼は自分の思ったことをはっきりと伝える性格の持ち主なのですが
本人が言ってくれたのか広まったのか「金城くんとなりかはと付き合ってるらしい」と
翌日から一気に校内公認カップルになってしまったのです。(何度も言いますがこれ小学6年生のお話しです。)
思春期で愛がなにかも知らないわたしですが
当時は人気者の金城くんに好かれることも
誰かの彼女になることも
そして金城くんの魅力をどんどん知られることも
単純に楽しくて嬉しくて仕方がなかったんでしょうね。
そしてお気付きの通りわたしは大切なことを忘れていることに気が付きます。
イエス!仲良しグループの例の2名のお友達に言ってない!!!!
ぎゃーーーーーーやっちまったーーー!!!
二人の好きな人を後から好きになったくせに
報告もせず告白をOKしてしまったこと
謝るよりも先に二人の耳に入るほうが先だったのは言わずもがな。
本当に当時のわたしは想像力が足りませんでした。
いやいや順番が大切なことって、たくさんあるよわたし。
そこは友情をまずは大事にすべきだったよわたし。
なんて後悔をしてもとき既に遅し。
翌日からわたしはその2名を中心としたわっかりやすいいじめに遭ってしまうのです。
やーーらかしたあああああーーーーーーー!!!!笑
今となっては結構陰湿だったそのいじめを、どうやって乗り越えたのか覚えていないのですが
わたしにとってはいろいろ有りすぎた小学6年生から中学1年生でした。
(その後校内で「両思いからお付き合いルート」が一気に流行り(?)公認カップルは一組、また一組と増えていくのでした。懐かしい。笑)
中学生
さて。
あんなに大好きだった金城くんと同じ中学校に進学したわたしですが
お別れのときは思いも寄らない形でやってきました。
原因は思春期特有の(?)
わたしの自身に対する自信のなさでした。
友人のひとりにある日
「なーりー、なーりーって金城くんと付き合ってるんだよね?
でもわたしも金城くんのことが好きだから、協力してほしい」
という謎なお願いをされます。
(…え、どゆこと?)
本当に、どゆこと?なのですが
自分に自信のなかったわたしはなぜか
「わたしよりも彼女のほうが金城くんの恋人にふさわしいのではないか…」
と全力で金城くんを避けてしまう行動を起こします。
何も知らない金城くんはわからないなりに一生懸命接点を持とうと試みてくれたのですが
自信のないわたしは全力でそれを避けまくります。(忍者か)
そしていつしか試みることをやめる金城くん。
…
これは…うわさの…自然消滅…!!!!
こうしてわたしの初めての大恋愛はあっけなく終わりを遂げるのでした。
書いてて思ったんですが、中学1年生のことをこんなにありありと書けるってどんだけ好きだったんだよわたし。ですね。笑
当時の自分にも
「自分の自信のなさは自分が傷つくだけじゃなくて、いつか大切な人を傷つけてしまうことにも繋がるんだよ」
と教えてあげたいです。
さて、なんとなくまとめに入ります。(急)
自信が無い。というのは、じゃあ自信をつけたらいいよ。と返せるほど単純なことではきっとなくて
どうして自信をつけたいのか。と問いを設置してあげるともっと解像度の高い回答を導き出せる気がするんですよね。
たぶんあのときのわたしは(今も変わらないんだろうけれど)
ありのままの自分を、何より「自分自身が」愛したかったんだろうなあ。と思うのです。
ありのままを愛するというのは、ただすべてを受け入れるということとは違って
長く深い、自己理解の時間が必要だと思います。
わたしはどんなことが好きで、どんなことが苦手で
どんな自分でありたいのか。
そしてそれを誰に知ってもらって、誰に大切にされたいのか。
ここに潜ると潜水時間は長いものになりますが
海底に隠れる小さなきらめきを掴むことを諦めなければ
自分を愛するための根源はもう掴めたも同然だと思うのです。
と、ここまで書いてなんとなく大切なことを言語化できたような気がして
画面の向こうで小さくニマニマしております。
どんな体験もいまのわたしが思い出すと感じ方がまた異なって面白いもんだなあ。
ありのままの自分を愛したいのはなぜか。
大きいけれどとても大事な、大切な問いですね。
今日はお天気も良くて
おいしいものもたくさん食べられたしあわせな一日でした。
あなたの今日はどうでしたか?
今日もこんな辺鄙な場所に会いに来てくれてありがとうござます。
ゆっくり、あたたかくして休んでね。
生い立ちまだまだ続きます(不定期かも)
お暇な方はまた覗いてやってみてくださいませ〜
それではきっと、また明日。