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国際遠距離恋愛を乗り越えた3つの秘訣

今日は、国際遠距離恋愛を乗り越えた私たちだからこそ言える秘訣を書きたいと思います。


夫との出会い

私と夫は婚活アプリで出会いました。
2020年の2月頃に彼から「いいね」が来たのですが、当時私は35歳。
婚活アプリをした方ならわかると思いますが、35歳くらいから、一気に同年代の男性からの「いいね」が減るんです。同年代どころか、50〜60代の「いいね」ばかり来ます。
そんな中、5歳年下の彼からの「いいね」に即「いいね返し」をしたのを今でもよく覚えています。

当時私は東京、夫は海外赴任中でしたが、友人と旅行する予定があり、その時に会えるかなと思っていました。普段なら、海外赴任中の方とはなかなか会えないこともあってお断りすることが多かったのですが、今回はなぜか「これも運命かも」と感じて承諾したんです。
しかし、2020年の3月頃からコロナが急速に広まり、私の旅行も友人と相談してキャンセルすることに。夫とも旅行先で会う予定をしていたのですが、結局会えなくなってしまいました。

そこからは、LINEやオンラインビデオ通話でのやり取りを重ねて、少しずつ仲良くなっていきました。

私にとって35歳は、本格的に婚活をスタートさせた年でもありました。「今年こそ結婚する!」と婚活塾にも入って、意気込んでいたんです。
その成果もあってか、これまでとは違い、出会う人の質が上がり、すぐに彼氏ができました。その時、夫には「彼氏ができた」と報告。彼はとても驚いていたと思います。まさか私があっさり彼氏を作るとは思っていなかったのでしょうね。

彼氏がいる間も、夫とはその日にあったことや食べたものなど、他愛もない話をしていました。しかし、私は徐々に彼氏とうまくいかなくなり、彼氏との関係について夫に相談することも増えていきました。私は美活やカフェ巡りが趣味ですが、夫も同じ趣味を持っていたので、まるで友達のように話が弾み、週に1〜2回はオンラインで会話していたと思います。

そうこうしているうちに、私は当時の彼氏と別れることに。そして、別れた後は夫からのアプローチが積極的になったように感じました。今まで日常の何気ない会話が多かったのですが、お互いの性格や価値観を深く知るような話題が増え、これまで以上に親密になっていったのです。

遠距離恋愛で仲を深めたコツ

では、どうして私たちが国際遠距離恋愛を続けて仲を深めることができたのか?そのコツは3つあります。

1. マメなLINEのやりとり

遠距離恋愛において、マメにコミュニケーションを取ることはとても大切だと考えています。私は過去に3回遠距離恋愛を経験しましたが、そのうち2回はLINEのやりとりが減っていき、私はとても寂しい思いをしました。LINEが減っていくと、自分の日常から相手の存在が薄れ、付き合っていても付き合っていないような感覚になってしまうんです。そうすると、やがて相手への気持ちも冷めていき、付き合いを続けたいという意欲も失ってしまいます。

そのため、付き合ったらどれくらいの頻度でメッセージをやりとりしたいかを、初期の段階で確認することが大切だと思います。やりとりが減ってきてから「本当はもっとLINEしたい」と切り出すのは、なかなか難しいことですよね。

私は過去にLINEが途絶えた経験があったので、夫にも付き合う前にその価値観を確認しました。もともと彼は出会った当初からマメにLINEをくれていたのですが、「連絡はマメな方だと思う」と言ってくれたことで、安心して連絡を続けることができました。

2. 定期的なオンラインデート

私たちは出会ってから夫が本帰国するまで、なんと200回以上のオンラインデートをしました。大体、1週間に1〜3回の頻度で会っていたと思います。特に毎週日曜日はオンラインで会うことが定着していて、1週間の締めくくりとしてとても楽しみにしていました。

コロナ禍でお互い国を出ることができず、リアルでは一度も会えないまま2年弱もやりとりを続けました。オンラインデートの良いところは、お互いの話に集中できることです。
リアルなデートでは、楽しむこと自体を重視してしまい、あまり真面目な話やお互いの価値観を知るような会話をしづらいことがありますよね。
特に、「どれくらいの頻度で会いたい?」「結婚するならいつぐらいを考えている?」「どんな結婚生活を望んでいる?」などの真剣な将来の話は、仕事で疲れている相手を前にすると遠慮してしまい、結局聞けないことも多かったです。

でも、オンラインでは話すことがメインなので、真面目な話もしやすく、お互いの考えや価値観を深く知ることができました。そのため、会えない期間が長く寂しい思いもしましたが、その分、彼との絆は確実に深まりました。

3. Googleドライブを使った情報共有とアウトプット

オンラインでのやりとりを始めて半年後、夫が一時帰国できるかもしれないという機会がありましたが、結局コロナの影響で叶いませんでした。
会えるかも、でも結局無理になる…そんなことが何度も続きましたが、マメなやりとりのおかげでお互いに「頑張ろう」と励まし合えました。

初めてのクリスマスをオンラインで迎え、彼から「付き合おう」と告白を受けました。リアルで会ったことがないのに「付き合う」というのは不思議な感覚でしたが、これまで付き合ってきた誰よりも深い話をして、信頼できる人だと感じていたんです。一方で、まだ一度も会っていないので、「本当に存在しているのかな?」と1%くらいですが、不安に思うこともありました。

付き合うことになってから、私は「行きたい場所リストを一緒に作ろう」と提案しました。仕事でGoogleドライブを活用することが多かったので、プライベートでも便利だろうと思ったのです。

会いたくても会えない状況の中、Googleドキュメントを使って2人で「行きたい場所リスト」を作ることがモチベーション維持に繋がりました。オンラインデートをしながら、2人で行きたい場所を妄想してリストアップする作業はとても楽しく、会えない期間も前向きな気持ちで過ごせました。

今振り返っても、これが遠距離恋愛をうまく乗り越えるための大切な要素だったと思います。

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