とんでもなく文章が書きたくなる本『書く習慣』
とんでもなく文章を書きたくなる本に出会ってしまった。。
いしかわゆきさん著の『書く習慣』という本です。
2時間ほどで一気読みし、さっき読了しました。
つまり、読み終わった瞬間に、速攻でこのブログを書いています。
それくらい、文章が書きたくなって仕方がなくなる本を紹介します!
「書く楽しさ、書く喜び」が満ちている!!
この本には「うまく文章を書く方法」がほとんど書かれていません。その代わり、書くことがどれだけ自由で、毎日を豊かにしてくれて、人とつながる楽しさをもたらしてくれるものなのかをありありと教えてくれます。
文章を書くとなると、
・一文目どうしよう…
・文法間違ってないかな
・これ、人にちゃんと伝わるかな
・つまらなくない?
と、脳内で無限にツッコミが入って、いつまで経っても書き始めることすらできないこと、あるあるですよね。無限ツッコミが押し寄せてくると途端に文章を書くやる気がなくなっていって、最終的に
「あぁ、書くのめんどくさい。自分には無理だ!」
と投げ出してしまうのです。
今ではブログを60本投稿し、遊ぶように文章を書けるようになった僕ですが、1本目のブログはまさに無限ツッコミのオンパレードでした。書いては消しを繰り返し、数時間かけて1,000文字の文章をようやく仕上げ、終わった頃には疲れがどっぷりでした。
こんなに書くのが大変だと、「やっぱり文章を書けるのはセンスがある一握りの人だけだよね」と思ってしまいます。
でも、実は書くことは誰にでもできて、しかもめちゃめちゃに楽しいのです。
今日の面白かった出来事を友達に話す時、何も考えることなくただウキウキと楽しんでますよね。「話すのって難しいな〜」と思うこともなく、どんどんしゃべりたい!と思っているはずです。
書くのも一緒なんです。
まずは日記に、今日思ったことを心の声ありのままに書いてみてください。きれいな言葉でまとめる必要は1mmもないです。「うっひゃー」と思ったら「うっひゃー」って書くんです。
日記は人との会話と違って、誰にも聞かれないので本音100%で書けます。誰にも言えないようなことも赤裸々に語れます。しかも文字に残すと会話のように流れていかないので、1年後も、10年後も読み返すことができるんです。
心の声をノートに向かって全力で叫んで、それを何年後かに見返すなんてことができたら面白そうじゃありませんか?生々しい本音を、過去の自分と未来の自分がおしゃべりするんです。スリリングな衝動まで湧いてきそうです。
上手い文章を書く前に、書くことを目一杯楽しんでみよう。難しいことを考えず、とりあえずスマホのメモを開いて、またはノートとペンを持って書いてみよう。そう思えます。
文章で人の心を動かす楽しさ
自分だけの文章を楽しめるようになると、次は文章を人に読んでもらいたくなります。
ところで、面白くて人に読まれる文章とはどんな文章だと思いますか?
論理立てられていて簡潔明快な文章?
専門用語がたくさん並べられている文章?
お得な情報が得られる文章?
本書では、「実体験」のある文章が読まれると書かれています。
どんなに詳細な情報よりも、実体験に基づく話が唯一無二で、貴重で、面白いです。どこから吹いてきたかもわからない風の噂より、生々しいリアルな体験談の方が聞きたいって思いますよね。
しかも体験談は、自分しか知らない、自分しか書けない情報です。体験の大小に関わらず、その人の育ってきた軌跡、価値観、感情が滲み出るんです。そこには一つのドラマが生まれます。
今では多くの人が、暇さえあればSNSを見ますよね。それだけ人は他人のストーリーに興味津々なんです。自分のささやかな体験が誰かに読まれ、心を動かしたり共感してもらえたりしたら嬉しくないですか?
まずは日常のささやかな心のゆらめきを、SNSに文章で投稿してみましょう。体験して感じたことを、本音で書くんです。ありのままの感情で語られた文章は、きっと誰かの心を掴み、揺さぶります。
あなたはまず、何を書きますか?
書くことで、新たな自分がわかります。
書くことで、人と感情を共有して仲良くなれます。
上手いか下手かではないんです。書きたい、ワクワクの気持ちでとりあえず書くのです。
僕はこの本で書きたい欲が爆裂に燃え上がりました。
今年中に、ブログ100本投稿達成します。
これがちょうど60本目なので、あと40本です。一日1本でも足りません笑
でも、やったります。理由は特にありません。とてつもなく楽しそうだからやります。
この文章を読んでくれた皆さん、この後何しますか?
『書く習慣』の本をamazonでポチッと買いますか?
ノートを引っ張り出して、今の気持ちを書き殴りますか?
楽しいこと、やりましょう…!やりたいこと速攻でやっちゃいましょう!!