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働かないのではなく、働けない人達


レジの会計ができない人達の増加

今回の投稿では、「なんでこんな事も分からないの?」「なんでこんな当たり前の事もできないの?」「なぜこの人はいつまでたっても仕事をしないの?」のような疑問に対して、調べてみた結果をまとめてみました。
近年、レジの会計ができない人、というのが増えている、という情報があります。
昔は、四則演算やパーセントの概念が分からないまま大人になっていくケースは一定数存在し、単に教育が行き届いていないだけ、と考えられてきました。
しかし、近年の変化として、昔、学生時代などに優等生だった人でも、大人になってレジの会計すらできなくなる人が増えているそうです。
本人のインタビューによると、「300円です」などとレジの店員に言われ、財布を開き、小銭を探しているうちに、300という数字を忘れてしまうのだそうです。
これは、短期記憶の部分のワーキングメモリの機能低下である、と考えられています。

レジの会計ができない人

約束をどうしても破ってしまう人の脳

どうしても約束を破る人の脳はどうなっているか?について、研究がされています。
例えば遅刻を繰り返す人の本人としては、「どうも時間の感覚が狂っている気がする」と語るようです。
本人は必死になって時間や約束を守ろうとしているのですが、できない、という脳の構造になってしまっています。
兆候となる症状については、気が散りやすくなる、探し物が見つからない事が多くなる、という症状から始まります。
そして探し物をしている時に、「異様な時間感覚の喪失」が伴っている事がきっかけとなる事が多いようです。
また、短期記憶の機能低下も同時に起こっており、そっぽかす原因としては、ワーキングメモリの機能低下が背景にある、と考えられています。
脳内のメモ帳が「書いた途端に消えてしまう」という感覚になっているようです。
紙の数字をスマホに入力する作業において、紙の数字と異なる数字を入力してしまう癖がある人は、かなり危ない状態となります。

どうしても約束を破る人

仕事が異様に遅い人の脳

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