醤油って日本人の魂だね❗️
醤油の起源は、鎌倉時代の禅僧である覚心(法燈国師)が中国から持ち帰った径山寺味噌の製法に由来していると言われています。
覚心は建長元年(1249)に宋(現在の中国)に渡り、径山寺味噌の製法を習得して建長6年(1254)に帰国しました。
この味噌の製造過程で桶の底にたまった液体が「溜醤油」の始まりとされています。
醤油の正式な漢字表記は「醤油」ですが、「醤」は常用漢字表に含まれていないため、「正」を用いた「正油」という代用表記も一般的に使われています。
醤油の醸造が盛んになったのは室町時代で、「醤油」という文字が初めて文献に登場したのは安土桃山時代の日常用語辞典『易林本節用集』だとされています。
醤油(しょうゆ)という名前の由来は、固・半固体状の「醤(ジャン)」が調味料として使いやすい液体状になったことから、「液体の醤」を意味する「醤油」と呼ばれるようになったと言われています。
醤油の文字が初めて文献に登場するのは、安土桃山時代の日常用語辞典『易林本節用集』だとされています。
醤油は、大豆などの穀物を主原料として、麹(こうじ)と食塩を加えて、発酵、熟成させた液体調味料です。
醤油の原料は、大豆、小麦、食塩です。
また、醤油の製造には麹菌、乳酸菌、酵母菌などの微生物が活躍します。
醤油には、保存料や甘味料などの添加物が含まれる場合があります。
たとえば、安息香酸ナトリウムは食品の品質低下の原因となる微生物の増殖を抑制し、保存性を高めるために使用されます。
ステビアやサッカリンナトリウムなどの甘味料も、醤油に甘味をつけるために使用されることがあります。
醤油には、次のような健康効果が期待できます。
抗酸化作用
フラノンやメラノイジンなどの成分に抗酸化作用があり、ガンの発生や血液浄化、コレステロールの低下に効果が期待できます。
血圧の低下
アミノ酸のニコチアナミンやタウリン・ペプチドには血圧を下げる効果が期待できます。
疲労回復・体力増強
エネルギー代謝や脂肪燃焼を促進するアミノ酸が豊富に含まれており、疲労回復や体力増強に効果が期待できます。
消化の改善
胃液の分泌を高めて食べ物の消化を良くする働きがあります。
食中毒の防止
乳酸、アルコール、アミノ酸、塩分などの相乗効果による強力な殺菌作用があり、O-157や食中毒菌を死滅させる効果が期待できます。
アレルギーの抑制
ペクチンにはアレルギーを抑える効果が期待できます。
体内の余分な塩分の排出
カリウムやマグネシウムには体内の余分な塩分を体外に排出する効果が期待できます。
醤油は、大豆、小麦、塩を主原料として作られています。大豆にはビタミンB1、葉酸、カリウム、鉄、カルシウム、亜鉛、ビタミンE、リンなど、さまざまな栄養成分が含まれています。
醤油の摂取量は、成人男性で1日に大さじ4杯以内、成人女性で1日に大さじ3杯以内を目安にすることが望ましいでしょう。
次回は、醤油を使った便利調味料の作り方を投稿したいです。
簡単な物から少々手間の掛かる物まで投稿しますので、期待して下さい。