メディアの影響と豊胸手術

読んだ。

コメントした。

この件についての補足。

これまでおっぱいや容姿に関係する本を何冊か読んできたが、日本においては増田が言うほど豊胸手術はメインになっていないように思える。

例えば『美容資本』に登場したキャバ嬢も、これまで250〜300万円を美容整形に投資してきているが、対象は全て顔である。仲間もだいたい顔周りを弄っているとのこと。そのキャバ嬢曰く、美容整形することで月の週に収入が50~100万円ほど増えるという。そうなると数ヶ月で投資回収ができてしまうので、キャバ嬢は美容整形をするということだ。

また、ブコメにあった日本美容外科学会が取りまとめた施術数を見ても、日本における美容整形の主戦場は顔面・頭部であることが見て取れる。

もし男たちがマンガ・アニメで感覚が狂うことで女性が豊胸手術をしてしまうことが問題だというのであれば、それよりもまず顔をどうにかするべきだろう。マンガ・アニメに限らず、様々なメディアで容姿の整った人物が映し出される。こっちの方が影響が大きいのではないか。それに比べたら架空のキャラの巨乳描写なんて大したことはない。

ただし、目を海外へ向けたらまた話は変わってくる。ツイートした通り、アメリカでは豊胸手術が日本よりも一般的だ。『巨乳はうらやましいか?』によれば、アメリカでは年間で30万人がバストの美容整形手術を受けているという。本書の日本版が出版されたのは2007年なので、現在も同様かは未確認。現在はもっと増えている気がするがどうだろうか。

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