有名企業をテーマにしたおすすめの本3冊
マシュマロに答える。
これ割といいテーマだな。割と企業の成り立ちとかを解説した本は俺好みが多い気がするので。今回は職種の観点から3冊紹介する。
トヨタ物語
まずは製造ということでトヨタ。本書が良いのは「かんばん方式」が何かしっかり解説されていること。かんばん方式はWikipediaをはじめとして様々なところで解説されているけど、本質を掴むならその背景からどう扱われているかまで書かれた本書を読むべき。俺はこのシステムをアリやハチの働きを説明した「反応閾値モデル」の一形態だと理解した。
本書はかんばん方式を筆頭に、企業経営というよりもダーウィン主義の本を読んでいる気になってくる。それだけトヨタという会社は常に最適化を目指して試行錯誤しているわけだ。さすがは日本の時価総額ランキングのトップなだけはある。ただし進化には経路依存性があるので、一足飛びで大きな変化はできない。おそらくトヨタの弱みはここにあるのだろう。
SHOE DOG
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